◆中国人転売ヤーが明かした儲けのスキームとは!?

「トレカ市場は日本国内にとどまらず、全世界のファンがレアカードを買い漁るバブル状態です。’24年度の市場規模は3000億円を突破。秋葉原や池袋に売買ができるカードショップが立ち並び、実は客層の8割を外国人が占めています。お客さんはいろんな国から来ますが、近年は特に中国人転売ヤーの参入が目立ちますね」(カードショップ関係者)


店頭にはPSA鑑定10を受けたピカチュウのレアカードが200万円超えで並ぶこともあり、その過熱ぶりがうかがえる。そんな秋葉原に今、巨額の投機マネーが流れ込んでいるというのだ。
◆「人民元を外貨に替えたい」中国人の切実な懐事情


「その日の買い取り価格を開店とともに張り出すので、それを見ながら手元にあるカードを現金化するのが彼らの目的です。中国人転売ヤーたちは動員力にものをいわせて集めたポケカを淡々と換金して、円を稼いでいる。1人当たり一日、数十万~100万円くらいの印象ですが、複数グループが毎日のようにやってきます」(前出の関係者)
注目すべきは、彼らが集めたポケカを「日本円に替えている」点だ。
12月のある休日、トレカビルに並んでいた転売屋ヤーの1人に中国語で話しかけてみると、商売のカラクリが見えてきた。
「我々は単純な転売で利ザヤを抜いているのではありません。中国本土では今、『人民元を外貨に替えたい』というニーズが急速に高まっています。その手段として、ポケカを利用しているのです。値崩れが起きず、また将来の価格高騰が見込めるので、仕入れたら価格が上がるまで待つのもいいのだけれど、今、中国から来るオファーは元を円に替える手数料ビジネス。このほうが効率よく儲けられます。我々の倉庫にはPSA10のレアカードが山積みで保管されてますよ」

