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1番・大谷翔平にチャンスで回らない…ドジャース地区4連覇も「下位打線低迷問題」が深刻すぎるワケ

1番・大谷翔平にチャンスで回らない…ドジャース地区4連覇も「下位打線低迷問題」が深刻すぎるワケ

◆ソロホームランが異常に多い理由

 これは大谷の本塁打の内訳を見ても明らかだ。大谷が今季放った54本塁打のうち38本が走者なし。つまりソロ本塁打である。それ以外の15本のうち、13本が2ラン、3本が3ランで、満塁弾は0本となっている。

 本塁打王を争うカイル・シュワーバー(フィリーズ)のソロ32本、2ラン14本、3ラン8本、満塁弾2本と比べても、いかに大谷が無走者で打つ機会が多いかわかるだろう。


◆得点圏で1番打者の打席数はリーグ最小クラス

 ちなみに、今季の得点圏での1番打者の打席数を見ると、日本時間26日時点でドジャースはリーグ最少レベル。ドジャースよりも少ないチームはオリオールズとジャイアンツの2チームしかいない。

・得点圏での1番打者の打席数ワーストランキング、メジャー全体(26日現在)

1位 133 オリオールズ
1位 133 ジャイアンツ
3位 135 ドジャース
3位 135 ロッキーズ
5位 136 エンゼルス


 ドジャース打線は、それだけ大谷の前に走者をためることができておらず、非効率な攻撃に終始しているともいえるだろう。

配信元: 日刊SPA!

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