置き方&お世話の「開運」ポイント

インドアグリーンを「開運」の味方にする一番のコツは、無理なく続けられる範囲で、気持ちよく付き合うことです。ここでも、“気分が整う → 行動が変わる → 結果が変わる”という現実的な視点から、意識しておきたいポイントをご紹介します。
1. 枯れたまま放置しない

どんなに縁起のよい植物でも、枯れたまま放置されている鉢を見ると、心のどこかで「ちゃんとできていない自分」を突きつけられたような気分になります。これでは、開運どころか、気分が下がってしまいますよね。
- 茶色くなった葉や花はこまめに取り除く
- どうしても復活しない鉢は、「いままでありがとう」と気持ちよく手放す
そんな小さな手入れと区切りが、自分の暮らしをきちんと扱っているという感覚につながります。これが積み重なると、自然と他の物事にも丁寧に向き合えるようになり、結果として運の流れも変わっていきます。
2. 増やしすぎず「管理できる数」から

あれもこれもと増やしすぎると、水やりや植え替えが負担になり、ストレスの種になってしまうことも。忙しい日が続くと、そのストレスが「どうせ自分には続けられない」という自己否定につながりかねません。
まずは、
- 毎日きちんと目を向けられる数
- 週末にまとめてお世話できる数
をイメージして、3〜5鉢までに留めてスタートするのがおすすめです。余裕が出たら少しずつ増やし、「最近ちょっと手が回らないな」と感じたら、誰かに譲ったり、種類を絞ったりして“引き算”することも大切。「増やす」「減らす」を自分で決めてコントロールできている感覚は、そのまま人生全般の運転席に自分が座っている感覚につながります。
3. 通り道にぶつからない位置に置く

ドアの開閉や人の動線にかかる場所に鉢を置くと、
- しょっちゅうぶつかってイライラする
- 土や水がこぼれて、片づけが増える
など、日常的な小さなストレスが積み重なります。これでは、せっかくのグリーンが不便さの象徴になってしまいます。
人が歩くラインから半歩はずれた場所や、邪魔にならない棚上などに置くことで、そうしたストレスはぐっと減らせます。玄関なら靴箱の上や壁側、リビングなら棚やサイドテーブルなど、「ぶつからない定位置」を決めることが、結果的に暮らし全体の運気を損なわないコツです。
“朝のひとしずく習慣”で、自分のスイッチも入れる

日々の水やりを、ただの作業ではなく自分を整える小さな儀式に変えてみましょう。
例えば、
- 朝、カーテンを開ける
- 植物の様子を眺めて、必要な鉢だけに水をあげる
- 葉をひと撫でして、「今日もよろしくね」と声をかける
など。毎日決まった習慣からスタートすると、「今日もちゃんと一歩を踏み出せた」という感覚が生まれます。その感覚が積み重なると、「自分は大丈夫」という自己信頼になり、挑戦や行動のハードルも下がっていきます。こうした小さな行動の変化が、“運気アップ”に結びつくかもしれません。
5. 完璧を目指さない

最後にいちばん大切なのは、「うまく育てられなかった=運が悪くなる」と考えないこと。植物も生きものなので、環境や相性によってうまくいかないこともあります。
枯れてしまった鉢があっても、それは「今の暮らしや環境とは合わなかった」というだけのこと。なぜうまくいかなかったのかを振り返り、次に迎える植物選びや置き場所に生かせたら、それ自体が小さな成長です。
完璧に育てようと肩に力を入れるのではなく、インドアグリーンを通して、
- 空間が少し整う
- 気分が少し楽になる
- 行動が少し前向きになる
その小さな変化を楽しんでいくことが、長い目で見て一番の「開運」につながっていきます。
今回は、一般的に縁起がよいとされる植物や色彩心理を元に、5つの目的別におすすめのインドアグリーンをご紹介しましたが、育ててみたい植物は見つかりましたか? もちろん、縁起や謂れも大切ですが、それ以上に大事なのは、自分の育てている植物に愛情を持って接すること。お気に入りの植物がきっと、あなたにとって一番の“開運植物”になるはずです。ぜひ、植物のある暮らしを楽しみながら、お気に入りの1鉢を育ててみてくださいね。
Credit 文 / 3and garden
スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。2026壁掛けカレンダー『ガーデンストーリー』 植物と暮らす12カ月の楽しみ 2026 Calendar (発行/KADOKAWA)好評発売中!
