◆“未来の上司”たちの好感度を上げておく

「自分を“推し”として慕うファンが増えれば、窮地に追いやられたときに助け舟を出してもらえたり、ここぞの場面で加勢してもらえることも少なくないでしょう」(和田氏)
推しオジになることは、組織での生存確率を引き上げることなのだ。その秘訣について、和田氏は「仕事の能力ではない」と続ける。
「まずは自分から他人に好意を向けることです。例えば小さなことですが、エレベーターのような空間でも目が合ったらにこやかに会釈しましょう。人は相手からの好意や親切な行動に対してお返しやお礼をしたくなるもの。特に挨拶は相手の目を見て、自分から。つまり“先手必勝”です」
また、コアファンをつくる一番の近道は、「自分が先に相手のファンになること」と和田氏は断言する。
「会社や同僚、部下の悪い点ではなく好きな点を見つけてみる。そうすれば他者に花を持たせる心の余裕にも繫がります。結果的に『あの人は推せるから、ついていこう!』という好循環が生まれるのです。『いいところ探し』と挨拶や感謝などの日常の気遣い。この積み重ねが誰でも『推しオジ』になれるカギです」
なぜか好かれる「推され力」こそ、普通の中年社員にとって最強の武器になる。
◆20代・30代に聞いた! あなたの職場の“推しオジ”実態調査
Q.1 職場に推しオジはいる?いる 342人
いない 1658人
全然いないと思いきや意外と推しオジはいる
Q.2 「推しオジ」はどんな人?(複数回答可)
相談に乗ってくれて頼りになる 120人
誰とでも目線が近く話しやすい 113人
感情の起伏がなく機嫌がいい 92人
周囲の意見を否定しない 84人
仕事の成績が良い 78人
Q.3 無理オジの特徴は?(複数回答可)
すぐ怒る、機嫌が悪い 128人
パワハラ・セクハラをする 123人
話しかけづらい雰囲気 118人
部下の手柄を横取りする 107人
愚痴や文句が多い 106人
※都市部に住む未婚・既婚の20歳~39歳男女2000人を対象にインターネットアンケートを実施。期間は’25年12月16~20日
【作家 和田裕美氏】
HIROWA代表、外資系教育会社で世界2位のセールスを達成。著書に『ファンに愛され、売れ続ける秘訣』(かんき出版)など
![中年社員は[推され力]が10割](https://assets.mama.aacdn.jp/contents/210/2026/1/1768288680183_fcmbb28sk1a.jpg?maxwidth=800)
取材・文/週刊SPA!編集部
―[中年社員は[推され力]が10割]―

