今週のテーマは「アプリでマッチング後、順調に進められた女の勝因とは?」という質問。さて、その答えとは?
▶【Q】はこちら:3回のデートで関係は決まる。2026年、アプリ恋愛で「いい感じ」を本命に変える女の言動とは
2026年を、僕は清々しい気持ちで迎えられている。
昨年末、初めて会ってデートをした友美。そこから毎日連絡を取り合っていて、昨日のデートもとても楽しかった。
そして昨日会ったばかりなのに、僕たちは今日、既にこんなLINEをしている。
― Tomomi:早く会いたいです。
― 真人:俺も。今夜は忙しいですか?連日になっちゃうけど、会えたら嬉しいです。
今年で33歳になる僕。「そろそろ結婚相手を真剣に探したい」と思っていたタイミングでの出会いに、僕は心が躍っている。
マッチングアプリで出会った友美は、初回のデートでも「いいな」とは思った。
でもそれ以上に、昨日の二度目のデートで、僕はさらに強く惹かれた。
友美と出会ったのは、彼女に振られたことがきっかけで使い始めたマッチングアプリだった。
僕は広告代理店勤務33歳。友美は可愛らしい笑顔の写真が印象的な、IT関連会社勤務の29歳で、思わず「いいね」を押していた。
すると友美からも連絡が来て、何度かやり取りをしたものの12月はお互いに忙しく。結局唯一タイミングが合ったのが、なんとクリスマスイヴだった。
「初めまして…なんか、大事な日にすみません」
麻布十番の『がいがい、』で初対面となった僕たち。大事な日に少し申し訳ないなと思っていると、友美はとても明るく、可愛い笑顔を僕に向けてくれた。
「いえいえ、こちらこそです。でもチキンなので、お店選び完璧だと思います」
「たしかに!チキンですもんね」
まずこの笑顔に、僕の心は掴まれたのかもしれない。そして食事が進んでいっても、友美との会話は自然に盛り上がる。
「友美さんは、どうしてアプリを?」
「最近周りが続々と結婚していくなかで、出会いがなくて。あったとしても、結婚願望がなかったり、真剣交際向きではなかったり…」
「わかります!男側も、アラサーは結婚ラッシュですよ」
「真人さんご自身は…結婚願望はありますか?」
「はい、あります。最近特に結婚願望が強くて」
そう話しながらも、ふと考える。マッチングアプリで出会ったので、お互いに恋人を探していることは知っている。でも、友美はどこまで結婚願望があるのだろうか。
― ただ、初対面で聞くのは失礼だよな…。
そんなことを思いながら食事をしていたのだが、時間はあっという間に過ぎ、お会計をして外へ出た。
「この後、どうしますか?イヴですし、ご無理はなさらずに」
そう聞いてみると、友美も喜んで頷いてくれた。
「私はこの後何も予定がないので大丈夫ですが…真人さんは?」
「僕はもちろん、空いてます。もし良ければ、もう1軒くらい行きますか?」
「いいですね、そうしましょう」
そう言って盛り上がったものの、クリスマスイブの東京の街は賑わい過ぎており、まったく入れる店がない。
「ごめんなさい、ちゃんと2軒目を押さえておくべきでした」
そう謝ると、友美もなぜか謝ってくれた。
「私の方も、どこか探しておくべきでした…。すみません」
デートは、二人でするものだ。友美のこの積極的にデートを作り上げてくれようとする姿勢は、とても好感度が高い。
「じゃあ…今日の分は、次回会えるということでいいですか?」
そこでお互いの実家が都内だと判明し、新年早々に会う約束をしてから解散となった。
― いい子だな。次回も楽しみだ。
そう思い、僕は年を越した。
そして迎えた二度目のデートで、ある決意をすることになる。
そして年が明け、僕たちはすぐに二度目のデートをすることになった。三が日、さすがにデート向けの店はどこも開いておらず、恵比寿の駅前にある居酒屋さんになってしまった。
それでも、友美はとても嬉しそうにしてくれている。
「お店探し、大変でしたよね?ありがとうございます」
この言葉だけでも嬉しかったのに、さらに友美は、とてもストレートに感情を伝えてきてくれた。
「年明け早々、真人さんにお会いできて嬉しいです!前回もとても楽しかったので、今日、すっごく楽しみにしていたんですよ」
男は、単細胞だ。だからお世辞でも、こんなことを言ってくれると「あれ?この子、僕のこと好きなのかな…」と勝手に勘違いし、そしてその子のことが気になって仕方なくなってくる。
自分でも単純すぎて笑うけれど、そんなものだ。
「こちらこそです。そういえば、ご実家は都内のどちらなんですか?」
「私は蒲田の方です。真人さんは?」
「僕は田園調布です」
そんな話をしながらビールを飲み干す友美。今日の彼女はミニスカートにブーツ、そしてタートルネックのニット…と、目のやり場に一瞬困るような、でも男性ならば誰もが喜ぶような服装をしている。
― さすが、わかってるな…。
そんなふうに思っていたけれど、今日のデートで、友美に対する印象が大きく変わることになる。
まず一つ目は、新年になったので、お互いの目標を聞いている時のことだった。
「真人さんは、今年の目標とか決められました?」
「仕事を頑張る、とかですね。友美さんは?」
「私も仕事を頑張りつつ、今年こそは結婚したいと思っています」
この発言を聞いて、冷静さを装っていたけれど、内心では「なるほど、結婚願望があるのか」と思った。
友美が何を考えているのか。そして何をしたいのか…。
こうやって、はっきりと自分のやりたい事を言ってくれる女性はいい。“察してちゃん”は苦手なので、逆に助かる。
そしてここでも、友美はいろんなことを言葉にしてくれた。
「真人さんと結婚できる人は、幸せですよね。良いパパになりそうですし」
さらに、趣味の話をしている時のことだった。
「友美さんは?週末はどうやって過ごしているんですか?」
「私は…実は、キャンプにハマっていて」
「え!?失礼ですけど、意外ですね」
正直、これは意外すぎた。友美の外見からしてキャンプをするようには見えなかったから。
「意外だけどいいですね!キャンプって、ガチキャンプですか?」
「そうなんです。サウナ付きの施設に泊まったりすることも好きなのですが、大自然と一体となる感じが好きで。あとキャンプ飯って、意外に美味しいんですよ」
「SNSとかでは見たことありますが、実は僕、一度もキャンプをしたことがなくて」
「え〜!それは勿体無い!」
そんなことを言いながら、写真などを見せてきてくれた友美。このギャップもいいし、自分の世界を持っている女性はとても魅力的だと思う。
会うたびに、違う魅力を見せてくれるし、知れば知るほど面白い。
そして何よりも、友美はちゃんと言葉にしてくれる。
「真人さん、平日はお忙しいですよね?またお会いできたら嬉しいなと思って…」
「平日の夜でも、全然空いていますよ!会いましょうよ」
「本当ですか?嬉しい♡」
“嬉しい”とか“楽しい”とか。本当に単純なことかもしれないが、一緒にいて喜んでくれるとこちらまで嬉しくなる。
「でも、キャンプも気になります。ただ、今は寒いかな…」
「それなら、グランピングとかどうですか?北海道にすごく良い施設があって。雪の季節は、本当に綺麗なんですよ」
こうして、トントン拍子に旅行の約束までしてしまった。
進む時は進むし、進まない時は進まない。
これは女性側が待っているだけではなくて、積極的に、自ら来てくれるかどうかも大きいと思う。
男女ともに、大人になるにつれて傷つくのが怖くなる。だからこそ、ちゃんと気持ちを伝えて、わかりやすい表現があった方が、嬉しいし安心だ。
「今日は本当に楽しかったです!ありがとうございます」
「こちらこそ。次、いつにしますか?」
友美が、僕に対して好意を抱いてくれていることが、しっかり伝わってくる。そうなると、こちらも安心して行ける。
だからこそ、次に会ったら僕の方から、交際を申し込もうと思っている。
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