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3回のデートで関係は決まる。2026年、アプリ恋愛で「いい感じ」を本命に変える女の言動とは

3回のデートで関係は決まる。2026年、アプリ恋愛で「いい感じ」を本命に変える女の言動とは

男と女は全く別の生き物だ。それゆえに、スレ違いは生まれるもの。

出会い、デート、交際、そして夫婦に至るまで…この世に男と女がいる限り、スレ違いはいつだって起こりうるのだ。

—あの時、彼(彼女)は何を思っていたの…?

誰にも聞けなかった謎を、紐解いていこう。

さて、今週の質問【Q】は?

▶前回:忘年会続きで毎晩0時過ぎ帰宅の彼氏。うんざりした彼女が決断したコトとは


お正月の東京は、静かだ。人もまばらになるし、毎年「こんなにも東京は、地方出身者が多かったんだ…」と実感する。

都内に実家がある私には、“帰省”する場所というものがない。それにSNSもテレビも見飽きて、去年までだったら「早く日常に戻らないかな〜」と考えていた頃だと思う。

でも、今年の三が日は例年とは違う気持ちで迎えている。

なぜなら去年の年末に出会い、昨日も会った真人とかなり良い感じになっているからだ。

唯一開いていた恵比寿の居酒屋で、私たちは4時間くらい一緒に飲み、次に会う予定だけでなく、2月に一緒に北海道へ旅行する約束までした。

「今年の私は、幸せになれるかも」

今日もずっと続いている、真人とのLINE。思わず頬を緩ませながら、私は幸せな気持ちで返信する。

去年は残念ながら、素敵な恋人ができなかった私。けれども、今年こそは良い年になる予感がしている。

Q1:マッチ後の初デート。二度目に繋げられた勝因は?


真人と出会ったのは、マッチングアプリだった。去年1年間、相当積極的に食事会に参加したり、BBQや飲みの場にも顔を出したりしていた。

でもいい人はいたものの、「相手に結婚願望がない」などの理由でピンとこなくて、付き合うまでは進めなかった。

でも、最終的にマッチングアプリで、出会ったのが真人だった。

「いいね」をしてくれた真人は、33歳・広告代理店勤務。都内出身で、白のシャツがよく似合う爽やかなイケメンの写真が印象的だった。

マッチしたものの、12月は忘年会などで忙しく、クリスマスイヴに初めて会った私たち。

でもそれはそれで、お互い“ステディな人がいない”という証明になった気がする。

初対面の日、麻布十番にある『がいがい、』を予約してくれていた。


「初めまして…なんか、大事な日にすみません」

そう恐縮する真人に、私は笑顔で返す。

「いえいえ、こちらこそです。でもチキンなので、お店選び完璧だと思います」
「たしかに!チキンですもんね」

クリスマスイヴという特別な日に会ったせいか、単純に相性が良かったのか…。初回から、会話は盛り上がった。

「友美さんは、どうしてアプリを?」
「最近周りが続々と結婚していくなかで、出会いがなくて。あったとしても、結婚願望がなかったり、真剣交際向きではなかったり…」
「わかります!男側も、アラサーは結婚ラッシュですよ」
「真人さんご自身は…結婚願望はありますか?」
「はい、あります。最近特に結婚願望が強くて」

そんな話をしながら美味しい焼き鳥とお酒を楽しんでいるうちに、気がつけばもうお会計のタイミングになっていた。


「この後、どうしますか?イヴですし、ご無理はなさらずに」
「私はこの後何も予定がないので大丈夫ですが…真人さんは?」
「僕はもちろん、空いてます。もし良ければ、もう1軒くらい行きますか?」
「いいですね、そうしましょう」

しかしそうは言ったものの、クリスマスイヴの麻布十番はどこも混んでおり、私たちは2軒目難民になってしまった。

「ごめんなさい、ちゃんと2軒目を押さえておくべきでした」

そう謝る真人に対して、私も謝る。

「私の方も、どこか探しておくべきでした…。すみません」

ただ寒空の下、二人で謝りあっているのがおかしくて、思わず二人で顔を上げて笑ってしまった。

「じゃあ…今日の分は、次回会えるということでいいですか?」

“二度目がある”ということは、“今日の初デートは成功だった”ということだろう。

嬉しくなりながら日程を詰めていくと、お互い東京出身のため、逆に三が日の方が暇だということが判明した。

「1月2日とか?新年早々になりますが…」
「いいですね!そうしましょう」
「店、僕の方で探しておきますね。良いお年を!」

こうして、私たちは笑顔で解散した。そしてこの時に、私は強く思った。

「今回こそ、絶対に次に進めたい」、と…。

Q2:男が女に対し好意を抱いた言動はどれ?


そして年が明け、約束の日がやってきた。もちろん開いているお店は少なく、駅前の雑多な居酒屋さん集合となった。

でも一生懸命お店を探してくれたことが嬉しい。

「お店探し、大変でしたよね?ありがとうございます。年明け早々、真人さんにお会いできて嬉しいです!前回もとても楽しかったので、今日、すっごく楽しみにしていたんですよ」
「こちらこそです。そういえば、ご実家は都内のどちらなんですか?」
「私は蒲田の方です。真人さんは?」
「僕は田園調布です」

そこから話していると、真人は小学校から私学一貫校で、相当良いところのお坊ちゃまだということがわかった。

「この柔らかな物腰と優しい話し方は、良いお育ちゆえか…」なんて妙に納得しながら、私はビールをクイっと飲み干す。


「真人さんは、今年の目標とか決められました?」
「仕事を頑張る、とかですね。友美さんは?」
「私も仕事を頑張りつつ、今年こそは結婚したいと思っています」

二度目で結婚の話をするなんて、だいぶ重いことはわかっている。でも去年、私は「結婚したい」となぜか大きな声で言えなかった。そのせいで結婚願望のない人が寄ってきたり、結婚できなさそうな人と会い、時間を無駄にしてしまった気がする。

― 2026年の私は、変わるんだ。

そう決めていたので、今年から私はちゃんと「結婚」というゴールを掲げて、それに向かって頑張りたいと思っている。

だから今日のデートも、真剣勝負だ。絶対に負けられない戦いが、ここにある。

「真人さんと結婚できる人は、幸せですよね。良いパパになりそうですし」

でも、この発言はさすがに重かったかもしれない。

結婚をちらつかせ、さらに「パパになったら…」なんてちょっと怖いだろう。「失敗したかも」と思ったけれど、真人はあまりに気にしてない感じで話を続けてくれている。

「そうですか?僕、休日はフットサルに行ったりして、自分の趣味に時間を使っちゃうので…。前の彼女とも、それが原因で別れたんですよね」
「そうだったんですね…。でも趣味の時間も大事ですよね」
「友美さんは?週末はどうやって過ごしているんですか?」
「私は…実は、キャンプにハマっていて」
「え!?失礼ですけど、意外ですね」

たぶん、私の見た目からするとアウトドア派には絶対に見えないと思う。


髪はゆるっと、ふわっと巻いたロングヘアで、マツパもネイルもちゃんとしている。渋谷のIT関連会社勤務の29歳。

ちなみに今日はブーツにミニスカート、そしてタートルネックという鉄板コーデで来た。

「意外だけどいいですね!キャンプって、ガチキャンプですか?」
「そうなんです。サウナ付きの施設に泊まったりすることも好きなのですが、大自然と一体となる感じが好きで。あとキャンプ飯って、意外に美味しいんですよ」
「SNSとかでは見たことありますが、実は僕、一度もキャンプをしたことがなくて」
「え〜!それは勿体無い!」

キャンプを普及させるべく、去年友人と行ったキャンプの画像などを見せてみる。真人も興味津々で見てくれていたけれど、ふと我に返った。

― あれ?ちょっと待って。山籠りが趣味の29歳の女って、イタくない…?

もっと可愛い趣味をアピールした方が、婚活的には良いに決まっている。だから慌てて、話題を可愛らしい方向へとシフトしようと試みた。

「真人さん、平日はお忙しいですよね?またお会いできたら嬉しいなと思って…」
「平日の夜でも、全然空いていますよ!会いましょうよ」
「本当ですか?嬉しい♡」
「でも、キャンプも気になります。ただ、今は寒いかな…」
「それなら、グランピングとかどうですか?北海道にすごく良い施設があって。雪の季節は、本当に綺麗なんですよ」

そんなことを話しているうちに、気がついたら一緒に北海道へ行く流れとなっていた。そんな良いムードのまま、私たちは外へ出た。

「今日は本当に楽しかったです!ありがとうございます」

そうお礼を言うと、真人も満面の笑みになってくれている。

「こちらこそ。次、いつにしますか?」

結果として、とてもうまく行っているように感じる。

ただ二度目のデートを振り返ると、急に“結婚”という重い話を放り込み、自分の趣味の話ばかりしてしまった気がする。

それなのに、何が真人に刺さったのだろうか?


▶前回:忘年会続きで毎晩0時過ぎ帰宅の彼氏。うんざりした彼女が決断したコトとは

▶1話目はこちら:「あなたとだったらいいよ♡」と言っていたのに。彼女が男を拒んだ理由

▶NEXT:1月4日 日曜更新予定
男が「いい!」と思った女の言動とは?

配信元: 東京カレンダー

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