表紙を飾ってくれた女優をお手本に、特別な夜の女性のお洒落について検討する本連載。
今回は、新しき渋谷の潮流を担う焼き鳥店での装いを川口春奈さんと考える。
趣のある扉の前にすっと立つ川口春奈さんの姿は、エネルギッシュで、はっとするほど美しかった。
艶のある漆黒のケープコートはドラマティックなシルエットを描き、揺れ動くたびに女性らしい柔らかなムードを作る。
ケープコートの裾からのぞく、スカートのようなドレープが印象的なホワイトのワイドパンツは、意思や知性を感じさせる。
今夜の目的地は渋谷。駅前の喧騒を離れた路地裏にひっそりと佇む、話題の新しきラグジュアリー焼き鳥だ。
店内に立ち込める炭の香ばしい香りや音とともに、ドラマティックな空気が流れるカウンター席。華やかな主張だけでなく、どこか余裕を感じさせる装いがしっくりくる。
優雅で品格を感じさせるケープコート、そしてトレンドもしっかりと追いかけるハンサムなデザインパンツの組み合わせは、個性的でありながら柔和さも忘れない、自立した女性の“静かな強さ”がにじみ出る佇まいなのだ。
ケープコートの中には、ほどよい透け感で肌見せが叶うシアーブラウスを。
デコルテにあしらわれたリボンデザインやたっぷりとした袖先のフレアなど、クラシカルなテイストが華やかさに貢献する。
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肩の力を抜いた、女性ならではの格好良さが、上質なワンシーンを彩ってくれる。
■衣装
コート¥319,000、ブラウス¥122,100、パンツ¥217,800〈すべてニナ リッチ/イザ TEL:0120-135-015〉、ネックレス¥275,000、多連リング¥572,000、リング¥275,000〈すべてトーカティブ/トーカティブ 表参道 TEL:03-6416-0559〉、バッグ¥1,074,700〈デルヴォー TEL:03-6432-9125〉、シューズ¥174,900〈ジャンヴィト ロッシ/ジャンヴィト ロッシ ジャパン TEL:03-3403-5564〉、ピアス〈スタイリスト私物〉


