「仕事もできないのに、あいつの方が給料が高い」その怒りが引き金に…〈衝動買い→貯金なし〉負のループから抜け出せないワケ

「仕事もできないのに、あいつの方が給料が高い」その怒りが引き金に…〈衝動買い→貯金なし〉負のループから抜け出せないワケ

“脳の発作”による無駄遣いを防ぐ方法

このように、脳の発作が起きているときは、自分が発作を起こしている自覚が持てないのですが、一つだけ、「あ! 発作を起こしているんだ!」と気づくことができる方法があります。

簡単にいえば、自分は正しいと自信を持っている状態こそが、“脳の発作”を認識できるチャンスです。自分は正しいと思い込んでしまうのは、発作で破壊的な人格に変身しているからです。それに気づけば、「危ない! いらないものを買ってしまうところだった!」と無駄遣いを防ぐことができます。

期間限定のバッグが店頭に置いてあって、「あれを買ったら仕事ができる人になれるかもしれない!  買うことが正しい!」と思ってしまったときは、「あれ? これって発作を起こしているのかも?」と疑ってみます。

すると、ほしい気持ちがスッと治まります。 「この前の損を取り戻すためにこれが必要!」と考えてしまうのも、脳の発作が起きているときの典型的な思考パターンです。これも、自分は正しいと思い込んでいるだけなのです。

多くの人は、「ものを購入するための理由は自分で考えている」と思っています。 ですが、実際は脳が発作を起こして破壊的な人格に変身しているから、目の前にあるものをほしいと思ってしまいます。そうして、ほかの選択肢が見えなくなってしまって、いつの間にか破壊的な行動をしているのです。

「いまこれを買わなきゃ!」と焦る気持ちが出てきたときは、「あ! 私も発作を起こしているんだ!」と考える。これを続けていくと、記憶が知らないうちに抜けていることがなくなって、「お金が貯まってきた!」と変化していくのです。

大嶋 信頼
心理カウンセラー

あなたにおすすめ