春を告げる縁起花「フクジュソウ」の品種バリエと育て方|夏越しや「株分け」のコツも解説

春を告げる縁起花「フクジュソウ」の品種バリエと育て方|夏越しや「株分け」のコツも解説

フクジュソウ

旧暦の正月頃に咲くことから「元日草」とも呼ばれるフクジュソウ。明るい黄色い花を咲かせ、一足早く春を告げる縁起植物として人気があります。日本に自生する植物ですが、中には朱金色の花を咲かせる珍しい種類も存在します。開花後の夏場は地上部を枯らして休眠するため、水やりや置き場所には少し注意が必要です。本記事では、名前の由来や花言葉、代表的な品種に加え、失敗しない育て方や株の老化を防ぐ「株分け」の手順など、フクジュソウを長く楽しむための秘訣を徹底ガイドします。

フクジュソウの基本情報 

フクジュソウ
HikoPhotography/Shutterstock.com

植物名:フクジュソウ
学名:Adonis ramosa
英名:Far East Amur adonis、Amur adonis、Pheasant’s eye
和名:フクジュソウ(福寿草)
その他の名前:元日草、元旦草、朔日草、エダウチフクジュソウなど
科名:キンポウゲ科
属名:フクジュソウ属
原産地:北海道~本州
形態:宿根草(多年草)

フクジュソウの学名は、Adonis ramosa(アドニス・ラモサ)。キンポウゲ科フクジュソウ属の多年草です。原産地は日本で、主に山野に自生してきた植物です。漢字では「福寿草」と書き、縁起のよい名前からお正月に飾る花として昔から人気を集めてきました。そのため12月頃から鉢植えの開花株が出回りますが、これらはお正月に合わせて咲くよう開花調整したもので、自然の環境下での開花期は2〜4月です。寒さに強く、早春から開花した後は、夏前に地上部を枯らして休眠します。草丈は20〜30cmです。

フクジュソウの自生地の一つ、埼玉県秩父郡皆野町の開花の様子。例年の開花時期は2月下旬~3月中旬。Hironori_Takita/Shutterstock.com

フクジュソウの花や葉の特徴

フクジュソウ
YUMIK/Shutterstock.com

園芸分類:草花
開花時期:2〜4月
草丈:20〜30cm
耐寒性:普通
耐暑性:普通
花色:黄、クリーム色

フクジュソウの開花期は2~4月です。花色は黄色が基本ですが、赤や緑の花色の品種も生まれています。地面から花茎を伸ばした頂部に、3cmほどの花を咲かせます。花や葉などは太陽の動きに合わせて向きを変える性質を持ち、夜間や曇りの日は花弁を閉じます。したがって、開花期は日当たりのよい場所で管理するのがポイントです。葉は羽状複葉で互生につきます。

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