努力に勝るものなし
2024年から私はジムデビューをした。
腹筋を鍛えたり体幹を鍛えたりと地味な運動をしていただけだ。でもそれは、日常生活において自分に自信をつけるためだった。
ちゃんと歩けるようにとか姿勢を良くするためにとか、そのようなこと。でもステージで踊っていて、自分の体の変化に気づかされた。今までなら、ダンスのこの振りでよろけてしまうだろうなとか、ここで失敗しちゃうかもなんて不安があったけれど、それが払拭されていたのだ。
「私、意外と体が言うことをきいてくれてんじゃん」みたいな、そんな気持ちにもなったことが不思議でもあった。
自分の体が思っていたより動いてくれている。稽古量ではなく、自信でもなく、体の変化だ。
日々の努力が大事と人は言うけれど、ほんとにそれが身に染みたステージでもあったことをここで記そう。
努力に勝るものはない。体は、正直だ。怠けていてはいけないことを改めて知るいい機会でもあった。
そして、ご覧くださった皆様には、感謝の気持ちを添える。あなたのためにお見せできたステージが、私にとってもとても価値あるものであったことに深謝する。
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