シラカシを庭木にする際の注意点

シラカシを庭に植樹する前に注意しておきたいポイントをまとめました。植栽計画の参考にしてください。
生育が早く剪定が大変
シラカシは生育スピードが大変速く、毎年の剪定が必須です。自然樹形では樹高を2m以下で維持することは困難で、植栽する前から樹高が高くなることを前提に、スペースに余裕を持って植える必要があります。狭い壁際や風通しの悪い場所では病害虫が発生しやすくなるので注意しましょう。
隣家や道路に枝が伸びることがある
シラカシはのびのびと枝を伸ばして生育するので、予想以上に枝の範囲が広がり、隣家や道路にはみ出してしまうことがあります。十分に余裕のあるスペースに植えることが大切で、自邸の敷地以外まで伸びないように、定期的に剪定をすることも必要です。
根張りが水道管などを傷つけないように配慮する
シラカシは枝葉をよく伸ばすのと同じように、地中の根の生育も旺盛でよく張り出します。
地表まで姿を表して太い根を全方位に伸ばすため、水道管や排水管、ガス管など地中に埋設物がある付近への植栽は避けましょう。
日陰では目隠しとして機能しにくい
シラカシは半日陰でも生育しますが、あまりに暗い場所だと枝葉がよく茂らずに目隠しの効果があまり期待できない傾向にあります。日当たりが悪いと上部へ光を求めて樹高が高くなりやすく、さらに下の枝葉は少なくなっていき、と悪循環になるので注意しましょう。
シラカシによく似た樹木の種類
アラカシ

アラカシは温暖な気候を好み、西日本に多く見られるカシの種類で、カシといえば関東ではシラカシを、関西ではアラカシを指すことが多くあります。葉の縁の鋸歯や枝の出方が粗いことからアラカシという名がついたといわれます。シラカシと見分けるポイントは、葉の幅が広く、倒卵状楕円形になること、上半部のみに大きな粗い鋸歯があることなどです。
アカガシ

他のカシに比べ、木材の赤みが強いことが名前の由来。優良な材質で知られ、庭木よりも木材として利用されることが多いです。葉裏が淡緑色で、葉の縁に鋸歯がなく、葉が大きいのが特徴です。
ウラジロガシ

シラカシによく似ていますが、葉の裏が蝋質でシラカシよりも白みが強いことからウラジロガシと呼ばれます。長楕円状披針形の細長い葉はシラカシと似ていますが、葉裏の色や、葉縁が波打ち、鋭く尖った鋸歯が斜めに突き出ている点などで見分けられます。
