
年始の慌ただしさもひと段落。
ひと息ついてエンタメに浸る時間を。
古典的な作品やミステリーなど、じっくりと味わいたい3本を紹介。
『エディントンへようこそ』

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選挙戦の意外な行方は⁉︎ 世界の対立と分断を描く
コロナ禍でロックダウンされたアメリカ、ニューメキシコ州の田舎町、エディントン。保安官のジョーは、IT企業を誘致しようとしている市長とマスク着用をめぐって対立。ジョーは勢いで市長選に立候補するが、選挙戦は思いがけず白熱してしまう。
『ミッドサマー』で次回作を待望される監督となったアリ・アスターが最新作で描き出すのは、コロナ禍によって分断されてしまった世界。
SNSにはフェイクニュースや憎悪があふれて炎上し、カルト教団の教祖による動画や陰謀論が
人々の心の隙間に入り込んでいく。
保安官のジョーを演じるのは、監督の前作『ボーはおそれている』でもタッグを組んだホアキン・フェニックス。
それぞれの正義が対立するカオスの向こう側に、私たちが生きる現実が浮かび上がるスリラーだ。
監督:アリ・アスター
出演:ホアキン・フェニックス、ペドロ・パスカル、
エマ・ストーン
TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開中
〈Netflix〉
『フランケンシュタイン』

古典的なゴシック小説に新たなる息吹を与えた傑作
科学者のヴィクター・フランケンシュタインは、新たなる生命の創造に挑む。
その試みによって生み出された“怪物”は、人間なのかそれとも……?
『シェイプ・オブ・ウォーター』などで知られるギレルモ・デル・トロ監督が、メアリー・シェリーのゴシック小説を映画化。
これまで何度も映像化され、数々の作品に影響を与えてきた古典に新たな息吹をもたらしている。監督の作品に通底しているあふれんばかりの異形への愛はそのままに、創造主と創造された者の物語に父と子の物語を重ね合わせ、新たな傑作を生み出した。
凍てつく北極海の景色、厳かな空気を感じさせる美術、細部まで目を凝らしたくなるモンスターの造形に衣装。
哀しくも心揺さぶる物語と、まるでアートのような映像や緻密なサウンドにもじっくりと浸りたい。
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:オスカー・アイザック、ジェイコブ・エロルディ、ミア・ゴス
Netflix 映画『フランケンシュタイン』世界独占配信中

