そこで今回は同店を訪問し、大手うどん店チェーン「丸亀製麵」との比較をもとに検証してみた。「オリジン弁当」を展開するオリジン東秀グループが運営元だが、うどん食べ放題という斬新な業態を始めた狙いについても探ってみたい。

◆最寄り駅からは1キロ以上。平日の15時は待ち時間なし
「武蔵野うどん小麦晴れ」は東京・国分寺市の五日市街道沿いにあり、最寄り駅の西武国分寺線・鷹の台駅からは1キロ以上あるため、基本的には近隣住民をメインの顧客ターゲットに据えていると考えられる。うどんは毎日店内で製麺しており、通常のうどん麺より太いのが特徴。テーブル席が約10卓、カウンター席9席、小上がりの座敷席6卓というキャパシティーで、他の大手うどんチェーンとは対照的にテーブルは大きめで間隔もゆったりとして天井は高く、広々とした空間となっている。平日の15時頃に訪問したところ、待ち時間なく入店することができ、筆者のほかにテーブル席に2~3名のグループ客が3組、1人客が1名、カウンター席に1名が座っていた。
◆「最安は880円」で60分間の食べ放題が可能に
席に着くと店員から「当店のご利用は初めてですか?」と質問され、利用時間が60分制限である旨と、最初にうどんメニューのなかから一つを注文するように説明を受けた(未就学児はうどんメニューを頼む必要はなく、ビュッフェコーナーのみの利用も可能)。
どれか一品を注文すると、うどんが食べ放題となるのだが、おかわりは「麺のみ」「かけうどん」「ぶっかけうどん」「釜玉うどん」から選べるため、たとえば最初に「豚肉つけ汁」を注文してつけ汁が余っていれば追加で「麺のみ」を注文できるし、2回目以降はつけ汁うどん以外の「釜玉うどん」などを注文できるといったかたちで、最初に注文したメニューの“縛り”を受けないというのは嬉しい点だ。そして、もっとも低価格な「かけうどん」や「ざるうどん」を注文すれば、880円で食べ放題が可能ということになる。

