◆元・少年忍者たちの今後は
メンバー自身からも、その大人数であることに強い誇りやこだわりを持っていそうな発言も時折見受けられた。ある単独コンサートで販売されたアクリルスタンドが、当時のメンバー20人がずらりと横一列になった“横45センチ”という巨大なものだったことで、決してバラバラに切り離すことのできないグループだという確固たる意思と解釈したファンも存在した。
これもまた、旧事務所の「ぽさ」が残る要素ととらえ、そこからの脱却としていったんリセットする必要があったのだろうか。
故・ジャニー喜多川氏が、少年忍者というグループに対してどういう未来を描き、どういうものを見たかったのかは知るよしもない。
もちろん、ある種のひらめきによって、今のタイミングを待たずして、あっけなく解体シャッフルされていたかもしれない。
少年忍者のメンバーたちは、それぞれが個人の活動に宣言するとされ、新たな道を歩き初めている。
16人のうちの何人かによる新たなグループの結成、既存グループへの加入、彼ら16人が、どうなっていくのか。その行先を注目していきたい。
<文・太田サトル>
【太田サトル】
ライター・編集・インタビュアー・アイドルウォッチャー(男女とも)。ウェブや雑誌などでエンタメ系記事やインタビューなどを主に執筆。

