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「餃子の王将」が関東に積極進出する決意表明。中華そばをいまだに「420円」で提供する日高屋の牙城を崩せるか

「餃子の王将」が関東に積極進出する決意表明。中華そばをいまだに「420円」で提供する日高屋の牙城を崩せるか

◆看板メニューの餃子はさすがの仕上がり

 注文から10分ほどたつと、まず中華スープがついた「炒飯」が、その2分後くらいに残りの2品が届いた。「炒飯」はベットリ感がまったくなく、米は“ほぼパラパラ”という出来上がりで、口の中でお米一粒一粒が際立ち、油と調味料が満遍なく行き渡っていて本格的な炒飯の食感を感じることができた。塩味ベースの味付けがしっかりとムラなく施されていた。また、焼豚も丹念に味付けされており、噛むと旨味が広がり、卵とネギの量も十分だった。

「餃子」は6個入りで、餃子の王将の看板メニューだけあり、口に入れると中からアツアツの肉汁と豚肉・にんにくの風味がジュワーと口の中に広がり、キャベツとニラのシャキシャキ感も楽しめる。ちなみにテーブルには「餃子のタレ」「酢」「ラー油」「セレクトスパイス」が備え付けられており、醤油とマジックパウダーを利用したい場合は店員に伝えるシステムになっていた。
 
「忘れられない中華そば」は魚介出汁にネギ油、醤油ベースという組み合わせで、炭火焼きの焼豚が4枚、メンマ、なると、ネギ、のりが乗っており、濃厚なスープは醤油に魚介と油の風味がブレンドされていた。くどくないほどに“こってり感”があり、本格的なラーメン店のスープにも引けを取らないレベル。麺は固ゆでではなく、やわらかいため、人によっては少しのびていると感じてしまうかもしれない。

 注文が入るたびに店員がマイクでオーダーを読み上げて厨房に伝えるシステムになっており、店内の活気醸成や、他の客に「レバニラ炒めもあるのか」などと気づかせて追加注文を促す効果などが期待できる。店員同士が声をかけ合ったり、時折、一言二言会話を交わして笑顔を見せる場面などもみられ、店員同士のコミュニケーションやチームワークの円滑さが伝わってきた。

◆提供時間は日高屋のほうが早い

日高屋
日高屋の定番3品。計1230円
 次に、同じく平日の17時頃に都内の日高屋を訪れてカウンター席に着く。餃子の王将との大きな違いとしては、この店舗では客が席に設置されたタッチパネル端末を使って注文するセルフオーダー方式である点、喫煙ルームがある点、水は客が入口近くに設置されたウォーターサーバーのところへ行って自分でコップに注ぐ方式になっている点などだ。

 さっそくタッチパネル端末でラーメン類のなかでもっとも低価格の「中華そば」(420円)、「チャーハン」(530円)、「餃子」(330円)を注文。3分後には「中華そば」が、その2分後には「チャーハン」と「餃子」が届いた。店内は同じく平日の夕方に訪れた餃子の王将よりも混雑していたが、注文から提供までの待ち時間は明らかに日高屋のほうが短かった。


配信元: 日刊SPA!

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