ずらりと並ぶ中、一粒で虜に。見た瞬間、買わずにいられない圧巻のボンボンショコラ

冒頭でも少し触れたように、「チョコレート」とは身近にあるお菓子。とはいえ、“日常のお菓子”でもあり、作り方によっては“高級なもの”にもなる。要するに【変化するお菓子】だということ。
「そんなチョコレートを嬉しそうに購入してくださるお客様を見て、作り手である自分も嬉しくなる、そこから生まれる幸せもチョコレートの魅力の1つだと感じます」
そんな想いを持つ奥野さんが作り出すチョコレートの中でも、特別だと思っているのが「ボンボンショコラ」。
「とても小さくて、重さで言えば10gくらい。この10gの中で、味わいの変化や香りを出すのは難しい。“たった一粒、たった10g”だけど、その中でもチョコレートのおもしろさを感じてもらいたい。“味わいの変化を通して、1粒で2度美味しい”と感じるものを作りたい」と、他のお菓子とは違う良さや魅力を教えてくれました。

店内にたくさん並ぶボンボンショコラの中から、おすすめのフレーバーを伺うと、厳選した2種類を教えてくれました。1つ目は「ライムパイン」。奥野さん自身も特に好きな味だそう。2つ目は「レモン抹茶」。女性人気が高いとのこと。
実際に2種類をいただくと、お話を聞いていた通り、噛んでいくうちに味わいが変わっていきます。しっかりと素材の味が活きた味になっているものの、親和性のある素材を掛け合わせているからこそ生まれる、他では出会ったことのないような味わい。誰かにプレゼントをして“チョコレートの新しい魅力を伝えたい”と思わせてくれるようなスイーツです。
ボンボンショコラには柑橘をテーマにしたものが4種類あるらしく、これらはかなりの時間をかけて試作したそうなので、この2種類は特に必見ですね!
TERROIR by Daichi Okunoにあるボンボンショコラの特徴は、言うまでもなく「複数の素材を組み合わせている」こと。フルーツやハーブ、スパイス、お茶などを組み合わせて生み出すことは、難しさもあるはずです。ですが、奥野さん自身が“素材のマリアージュ・味の変化”に魅力を感じているからこそできる逸品だと感じました。
素材と香りにこだわった、TERROIRの極上ケーキ

ショコラトリーであるTERROIRですが、“大人の贅沢。”を感じるケーキも並んでいます。今回はその中から2種のケーキをご紹介。ケーキをお目当てにする方もいるほどなんだとか!

TERROIRのオープンと共に登場した「アンファン」。濃厚なミルクキャラメルのショコラムースの中には、ふわりと香るオレンジ生キャラメルが。このなめらか食感の中には、ザクザクとした香ばしいヘーゼルナッツクリスティアンが入っており、アンファンのアクセントになっています。「ヘーゼルナッツ×ミルクチョコレート×オレンジ」という王道の組み合わせを楽しめる逸品です。

そして、一見シンプルに見える「ショートケーキ」ですが、実はシェフのこだわりがぎゅっと詰まっています。卵黄とバターを多めに使った濃厚なスポンジ生地“ヴィーナマッセ”にお酒を染み込ませ、「ふんわり」を超えるじゅわっと広がる食感を演出。お酒の香りと生クリーム、季節のフルーツが香りで織りなす、圧巻のハーモニーを楽しむことができます。
季節によっても変わるケーキの数々も見逃せません!