更年期以降のぽっこりお腹の主な原因、内臓脂肪。簡単な運動や食事でスッキリさせる方法を各専門家に教えてもらう企画。今回は、たった3週間で内臓脂肪が落とせる!と語る2人の医師に対策を教わります。
教えてくれた2人の専門家
栗原毅(くりはら・たけし)さん
1951(昭和26)年新潟県生まれ。北里大学医学部卒業。東京女子医科大学教授、慶應義塾大学特任教授などを経て、現在は栗原クリニック東京・日本橋院長。『眠れなくなるほど面白い 図解 内臓脂肪の話』(日本文芸社刊)など著書多数。
栗原丈徳(くりはら・たけのり)さん
1982(昭和57)年東京都生まれ。栗原ヘルスケア研究所所長、歯科医師。鶴見大学歯学部卒業、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科中退。「予防歯科医療」「食と健康」をテーマに活動をしている。
内臓脂肪は3週間で落とせる!?

姿勢の悪さ、骨盤のゆがみ、便秘……など、お腹をぽっこりさせるあれこれ。「中でも一番の原因は、胃や腸のまわりにベタッとつく内臓脂肪です」と話すのは医師の栗原毅(くりはら・たけし)さん。
体にたまる脂肪のもとは、食事でとり過ぎた糖質や脂質。その脂肪は、更年期以降は内臓につきやすくなります。体重が重くても軽くても、内臓脂肪がつきやすいのは一緒です。
「50代以降の大人世代の食事は、ご飯の割合が多く糖質が高め。またタンパク質が少ないため、運動しても筋肉が付きません。筋肉が少なければ、基礎代謝量も小さく、摂取した糖質や脂質を燃やし切れません。結果的に脂肪が内臓にたまり、ぽっこりお腹になるのです」と栗原毅さん。
ぽっこりお腹がスッキリしなかった原因は……

【原因1】運動だけでは内臓脂肪にきかないから
ただやみくもに運動しても、内臓脂肪は減らせません。運動は適切な食事と一緒に行うことが必須。運動すると、エネルギー源として筋肉のタンパク質も使われます。タンパク質不足の食事では筋肉量が減り、基礎代謝量はダウン。内臓脂肪を効果的に燃焼できません。

【原因2】筋肉が硬いまま運動していたから
筋肉が硬いまま運動しても、その効果はなかなか出ません。血管は硬くこわばった筋肉に圧迫され、代謝を上げたり体内の脂肪を燃やすための十分な酸素や栄養を運べないからです。硬くなった筋肉を柔らかくしてから運動するのが効率的です。

