最初は「治療費」と説明を受けたものの、実は……
そんな父親にしびれを切らし、男性は30万円の行方を自分からたずねることにします。父親の返答は「病院の治療費が足りないと感じて借りた」というものでした。
30万円は全て治療費として使われた……そう信じていた男性ですが、ある日事態は一変します。
30万円のうち20万円は本当に治療費として使われていたものの、残りの10万円は父親がギャンブルにつぎ込んでいたことが判明。男性は「私が問い詰めたところ、父は最初はしらばくれていたものの、最終的には領収書を見せて確認し、ようやく認めました」と振り返りました。

それまでは父親を信頼してきたという男性。「父が金銭的な問題で私に頼んできたのは初めて」でしたが、嘘をつかれてしまい、父親に対して大きな疑念が生まれてしまいました。
男性は当時の心境を「家族との信頼関係が崩れたように感じ、どうしても納得できませんでした。また、父に対してどう接するべきか分からず、しばらく心の中でモヤモヤした気持ちが続きました。自分のこと以上に、家族の問題が重く感じました」と明かしてくれました。
家計管理に積極的にかかわるようになって、関係が改善
トラブルを通じ、父親との間で築いてきた信頼関係にヒビが入ってしまった男性。それでも、感情的にならず冷静に対処したと言います。
男性はまず、父親がなぜ男性に借金する事態に陥ったのか、その理由を知るために父親と話し合います。そして「家計の管理を改善するため、一緒に家計簿をつける提案をしました」。

その後は少しずつですが、家計は改善。「父も反省し、私に対して誠実に説明してくれるようになりました。また、再発防止のため、今後はお金のやり取りに関して事前に相談することを約束しました」と明かします。
父親との信頼関係も回復したという男性。今回のトラブルを経て、家族間であっても金銭のやり取りや慎重に行うこと、そして信頼があっても具体的な管理や記録をきちんとすることの重要性を感じたと言います。
最後には「感情に流されず冷静に話をすることが、最終的には問題解決に繋がると実感しました」と教えてくれました。
(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年1月、「お金にまつわるトラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。
