その一言が命取りに…採用面接で「キャリアアップしたい」「学びたい」があなたの評価を“決定的に下げてしまう”ワケ【エグゼクティブ転職のプロが助言】

その一言が命取りに…採用面接で「キャリアアップしたい」「学びたい」があなたの評価を“決定的に下げてしまう”ワケ【エグゼクティブ転職のプロが助言】

幹部転職の本質は「自己実現」ではなく「価値創出」

私は日々、引く手数多のエグゼクティブの皆さんの幹部転職を支援していますが、彼らに共通する姿勢があります。

(1)事業や組織に貢献したい自身のテーマが明確である
(2)事業や組織に貢献できるスキル、専門性、経験を自己認識している
(3)その企業のテーマやビジョン、あるいは課題について現実的に理解した上で共鳴し、その一翼を担う覚悟を持っている

3つ目については、応募段階で完全に言語化できている必要はありません。選考プロセスを通じて、直感が確信に変わっていくケースも多いからです。

管理職、経営幹部職とは、事業や組織をリードし、事業や組織を上手く動かすことを通じて外部市場に対してインパクトを出すこと、価値を提供することを実現する役割を担える人のことを指します。そのプロセスを通じて(のみ)、自己成長を続け、自己実現を図ります。

もしあなたが、「組織や他者を通じて価値を生み出す」というテーマが現職では何らかの理由で実現できなくなった、あるいは明確な障害があるために次の場を求めているのであれば、幹部としての転職が成功する可能性は高いでしょう。

しかし、「自分の市場価値を上げたい」「新しいことを学びたい」という思いが主軸にあるのであれば、一度立ち止まって考える余地があります。幹部としての転職を急ぐのではなく、現職で改めて組織や事業への貢献とは何かを見つめ直したうえで、次を考える。そのほうが、結果的に納得感のあるキャリアにつながるはずです。

井上 和幸
株式会社 経営者JP
代表取締役社長・CEO

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