
特別すごい工夫をしたわけではないのに、ある商品を買ったらお部屋が急にあか抜けた気がする。長い人生、皆さんにもそんなご経験があるのではないでしょうか? なくても今日はこの話です。
実はインテリアの世界には、「ヴォイド装飾」というものがあります。通常の家財と比べて、ヴォイド装飾のほうがおしゃれ効果は高い。おしゃれ上級者は狙って活用しているヴォイド装飾、本日はこいつの正体を覚えましょう。
◆部屋にはソリッド平面とヴォイド空間がある
お部屋って一体どんな要素でできているのでしょうか? 椅子、ベッド、机……いやいや、それは部屋ではなく家具です。あらためて、お部屋自体の要素を考えてみましょう。壁、床、天井……だいぶ近くなりました。かなりイイ線いってますが、厳密に考えるとそれだけではないのです。

ようするにお部屋は「物理平面」と「空間そのもの」で構成されていますよという話ですね。この物理平面のことをソリッドと呼び、空間のことをヴォイドと呼びます。
僕がなんとなく考えた造語ではなく、インテリアコーディネーター資格試験の本にも載っている由緒正しい建築用語です。信じてくれ。
◆ヴォイド装飾はおしゃれの救世主
お部屋のデコレーションには、ソリッド平面を装飾するものと、ヴォイド空間を装飾するものがあります。

インテリアって非日常感を演出するのが大切なのですが、ソリッド平面を装飾するよりも、ヴォイド空間を装飾するほうが非日常なんですよね。
地面を歩くよりも、空中へジャンプする方が非日常。道路を走る自動車よりも、空を飛ぶ飛行機のほうが非日常。壁・床・天井を飾るソリッド装飾よりも、「立体空間そのもの」に演出を加えるヴォイド装飾のほうが非日常です。
天井ベタ付けの照明よりも、天井からペンダントランプを空中にぶら下げて使うほうが特別感が出ます。小さな観葉植物よりも、アーチ状に枝が伸びた大きな観葉植物のほうが特別感が出ます。
好みの問題もありますが、条件が合うときは積極的にヴォイド装飾を取り入れてみましょう。

