「家族だから問題ない」「一時的に」母の口から出てきた耳を疑う言い訳の数々
母親の使い込みが発覚したきっかけは、身に覚えのない引き落としに気づいたことでした。
女性は「ある月、身に覚えのない引き落としが数件あり、不正利用を疑ってカード会社に連絡しました。その際、実家宛てに届いていた利用明細を母が保管していたことが分かりました」と振り返ります。

実家に保管されていた利用明細を確認したところ、母親が女性のクレジットカードを勝手に使っていたことが判明しました。母親は当初「家族だから問題ないと思った」と釈明。「数万円程度ならすぐ返すつもりだった」と続けたと言います。
ところが、事態はそれで終わり、とはいきませんでした。「実際には複数回利用され、合計で十万円近くになっていました」と女性。
「私の口座残高が減って初めて発覚しました。話を聞くと、母が『一時的に立て替えるつもりで』私のカードを使い、生活費や知人への支払いにあてていたことが判明しました。事前の相談は一切なく、事後報告もありませんでした。母に裏切られた気持ちと自分の気持ちを整理できず、ショックでした」。
母への信用はなくなり……「今は距離感を保ちながら」の付き合いに
母親が勝手に使った分のお金は、一時的に女性が支払うことに。女性は「一時的に生活費が圧迫され、貯金を崩すことになりました」と、その実害を振り返ります。それでも、それ以上に「母を信用できなくなった」ことに最もダメージを受けた様子。「お金の額以上に、無断で使われていた事実がショックでした」と明かします。
母親のまさかの裏切りに、精神的にも落ち着かず、仕事中もモヤモヤがおさまらなかったという女性。「正直、怒りと悲しさが混ざった気持ちでした。親だから許すべきなのか、それとも一人の大人として線を引くべきなのか分からず、葛藤しました。『家族だから』という言葉が、こんな形で使われるとは思っていませんでした」と当時の心境を明かしました。

女性は母親との話し合いの場をあらためて設け「感情的にならないよう、なぜ嫌だったのか、今後同じことが起きたら困る理由を冷静に伝えました」。加えて、今後は勝手に使われることがないよう、クレジットカードを再発行し、利用明細の送付先も実家から自宅へと変更しました。
最終的に、母親が女性に謝罪。使った分のお金も全額返済してもらえたという女性。その後はお金を勝手に使われるという事態は起きていません。それでも、「完全に元通りの信頼関係に戻ったとは言えません」。
母親に対して「今は距離感を保ちながら、以前より慎重に付き合っています」と明かす女性。良好だった母親との関係は、すっかり変わってしまったようです。
(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年1月、「お金にまつわるトラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
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