
黒谷友香さんにとって、庭は“もう一つの舞台”であり、心の拠り所。25年にわたる二拠点生活のなかで育まれ、今年4月に始まったBS11の番組『黒谷友香、お庭つくります』でもその歩みが描かれています。Vol.4では、奮闘中の彼女が語る「庭づくりを楽しみながら続ける4つのコツ」と、これからガーデニングを始めたい方へのメッセージをご紹介します。
黒谷流! 庭づくりを楽しみながら続けるための4つのコツ

前の回(Vol.3)で黒谷友香さんが語っていたように、庭は一度作って完成ではなく、長く付き合っていくもの。続けるからこそ見えてくる景色があります。
絶賛庭づくり奮闘中の黒谷さんに、自身が考える“庭づくりを楽しみながら続けるためのコツ”を伺ったところ、4つの答えが返ってきました。
①失敗を恐れない! とにかくやってみる
庭づくりには失敗がつきもの。植物が枯れたり、デザインがうまくいかないこともあります。でも、それも経験のひとつ。
「まずはやってみること。失敗があっても次に生かせる場があるんです」
②自分が楽しむことを忘れない
作業中は大変でも、振り返れば楽しかったと思える記憶が残ります。成果を楽しみにするだけでなく、庭づくりの過程でも自分の気持ちが動く瞬間を大切にするのが続ける秘訣。
「庭は結果だけでなく、プロセスを楽しむ場所。だからこそ長く続けられます」
③つながりを楽しむ
庭づくりは花や木そのものだけでなく、日常の暮らしにもリンクして楽しみをくれます。例えば、花柄のカップ&ソーサーや洋服、家具などが気になるようになったり、暮らしの中に自然を感じるセンサーが働くことで、喜びも増えていきます。さらに、黒谷さんは庭に息づく微生物や生き物を通して“自分も自然の一部”だと実感するようになったそうです。
「自然とのつながりに気づくと、毎日がもっと豊かになります」
④格好から入るのも大事
お気に入りの庭道具や服装を用意することで、やる気もアップ。こだわりのハサミやグローブなど、使う道具次第でテンションも効率も上がり、安全性にも影響します。
「自分のお気に入りや自分なりのこだわりがどんどん増えていくのも、ガーデニングの楽しみのひとつかもしれません」
誰でも始められる「自分の庭」

これからガーデニングを始めようとしている方や、始めたいと思いつつ踏み出せない方へ、黒谷さんからメッセージをいただきました。
「ちょっとでも興味があったらとにかく行動してみることです。道具でも植物でも、まずは一つ買ってみるとか、イメージの写真を集めて携帯にストックしてみるとか…。失敗してもいいんです。ちょっとでも行動することが次につながります」
黒谷さん自身の“マイファーストガーデニング”は、上京したての19歳の頃、一人暮らしのマンションのベランダに好きな雑貨を少しずつ置き始めたこと(Vol.1参照)。いつまでも忘れられないその“初めて”の体験や、その時の楽しいと思った気持ちが、今につながっていると言います。
「今日の撮影で、シェードガーデンづくりを手伝ってくれたスタッフの女の子は、植物の苗を土に植え込むのは初めてだって言っていました。彼女にとって今日はデビューの日。その初めての体験は彼女の中で忘れられない思い出になって、このシェードガーデンにも愛着を持ってくれると思うんです」
スタッフの女性にとって、きっかけは仕事だったとしても、場所が自分の庭でなかったとしても、土いじりという行動ができたことは次の何かにつながるかもしれません。少なくとも何もしたことがなかったときよりは、第一歩目の体験が自信になっているはずです。
「居場所とか、心の拠り所となってくれるのがガーデニング。男女問わず何歳からでも始められ、何歳になっても続けられるのもガーデニング。いい運動になって健康維持にもつながります。まだ踏み出せていない多くの方にも、少しずつ行動を重ねて、気持ちを注げる自分だけの空間を見つけていただけたらいいなと思います。」
