◆なぜ縁もゆかりもなかった青森で?
それにしても、そもそもなぜ青森県だったのか?
よそ者の自分を受け入れてくれた県民の人柄、そして海と山に囲まれ温泉にも恵まれた青森県の魅力にひかれたあべさんは、いつしか青森に“幸せのテーマパーク”をつくりたいと考えたようだ。
「いろんなハッピィがここにあります。ハッピィになれる県、青森県! ぜひ少しでも多くの方に足を運んでいただけるよう、全国に発信していきたいと思います」
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昨今のエネルギー費の高騰で電気代や水道代といった経費が思った以上にかかるのが悩みの種。それでも、あべさんが明るくハッピィに挑戦を続けていく限り、そう遠くない将来、百沢温泉が青森県を代表する“幸せのテーマパーク”となる日がやって来るに違いない。
<取材・文/加賀新一郎>
【加賀新一郎】
1964年、東京都生まれ。フリーランスのライター&エディターとして総合月刊誌、経済誌、ボクシング雑誌、歴史雑誌などの分野で活動。さらに出版社勤務を経て、2022年に青森県弘前市の相馬地区(旧相馬村)に移住し、3年間、当地の地域おこし協力隊として勤務する。退任後も弘前市に居住し、取材・執筆活動を続けている。

