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ユニクロを超えた「専業ブランド」…業界関係者も感動した“驚異的なコスパ”のワケ

ユニクロを超えた「専業ブランド」…業界関係者も感動した“驚異的なコスパ”のワケ

◆長袖のインナーダウンタイプも注目

・taion ベーシック Vネックボタン インナーダウンジャケット 7920円

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taion ベーシック Vネックボタン インナーダウンジャケット
 長袖のインナーダウンタイプも同スペックで7000円台を実現。ユニクロもほぼ同価格でウルトラライトダウンを発売していますが、taionの方がデザイン性の高さ、そしてカラーやデザインバリエーションの広さで考えるとメリットはデカい。加えてtaion特有の真四角のキルティングはダウン量をみっちり入れるための設計。軽量さは多少犠牲になりますが、防寒性はユニクロよりも優れているはずです。

 さらに表地はユニクロと比較すると比べようもないほど高級感があります。ユニクロは見慣れたユニクロでしか見かけないあのテカリのある風合いですが、taionはマット感と張りのある素材。これで5000~7000円は破格です。

 そもそもなぜこんなコスパが実現できるかというと話は極めて単純、数の暴力です。taionは年間で数十万枚といった驚異的な枚数のダウンを製造販売しています。ユニクロ一強だった中、おしゃれインナーダウンとして立ち向かうべく初年度からなんとベストとカーディガンの2型のみで5万枚もの枚数を製造。

「インナーダウン着たいけどユニクロ以外は高いから、しょうがなくユニクロを選んでいる」という服好き・おしゃれなユニクロのネガティブ購買層を上手に拾い上げ躍進。初年度からセレクトショップなどで卸業をスタートし、現在ではビームスをはじめとしたあらゆるセレクトから海外まで展開するほどになっています。

 こうした専業ブランドでは「ダウンしか作らない」という幅の狭さが弱みにもなるが、逆に「大量に作るから単価を下げられる」数の暴力が可能となる。インナーダウンはユニクロ一強だったが、ユニクロも専業ではない。だからこそ専業で突き抜けたtaionがジャイアントキリングできたのです。


◆②「すべてのアウターのライナーになる」

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 taionの裏テーマとも言える哲学がこちら「すべてのアウターのライナーになる」。どのブランドのアウターにもハマるようにあらゆる着丈、あらゆる首元、あらゆるサイジング、あらゆるデザイン・カラーを網羅して制作していること。つまり「どのブランドも競合になり得ない」のです。

 アウターブランドは当然、他アウターブランドと喧嘩する宿命にありますが、taionはインナーダウンが主軸。そのため、他ブランドのインナーにプラスして防寒性を高める補完関係が成立しています。そのためセレクトショップでも春秋アウターなどの中途半端な防寒着の売上を作る下支えとなっており、ブランド側も売り手側も買い手側も皆ハッピーになれる「敵のいないビジネス」になっているのです。

 そのため、多くのデザイナーズブランドとコラボレーションが実現しています。ヨウジヤマモト、ホワイトマウンテニアリング、エンジニアドガーメンツなどの世界的ブランドからセレクトショップ別注品まで大小問わず協業。taionは元々OEM会社として高い技術力を持っている会社だったため、服作りのノウハウは蓄積されていました。あらゆるアウターに合わせることができるベストなサイジングを目指して今では膨大な量の型数を展開しているのです。

配信元: 日刊SPA!

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