1月にやるべき、クリスマスローズの本来の手入れ
① 株の状態チェック
この時期のクリスマスローズはほぼ、開花の設計図が完成している状態です。株がどんな状態にあるか様子を見て、開花の妨げに対しては適切な対処をしましょう。
- 花芽が葉に埋もれている場合は、寒波が落ち着いてから邪魔になる葉を整理しましょう。
- 葉の色が濃すぎて柔らかいときは、肥料を与えず日中の日照と風通しを優先。
- 葉が黄色っぽいときは、冬の低温による一時的な吸収不良の可能性が高いので、すぐに肥料を足さずに様子を見ます。
- 花芽が極端に少ないときは、今から増やすことはできないため、無理な追肥はしません。来季に向けた管理に切り替えます。
② 水やりは「控えめ・凍結回避」が基本
低温下では根の吸水能力が落ち、過湿は根腐れや細胞障害を招きやすいため、以下が鉄則。
- 表土が乾いてから、暖かい時間帯に
- 朝、鉢や土が凍っている場合は絶対に水を与えない
- 地植えは基本的に自然任せでOK
③ 置き場所の見直し(守りの管理)

1月は「動かさない」より「当たるものを避ける」が正解。とくに購入したばかりの苗は重要です。
- 寒風が直撃する場所は避ける
- 日中は日当たりを確保
- 夜、冷え込む日は軒下・玄関先へ(鉢植え)
④ 肥料は「基本与えない」
1月は基本的に追肥しないのが正解です。
- 肥料分は秋までに十分蓄えられている
- 低温期は吸収効率が悪い
- 窒素過多は葉ばかり茂る原因に
例外として葉色が明らかに悪い、株が極端に小さい場合のみ、ごく薄い液肥を与えます。
⑤ 古葉取りは「条件がそろったら」

1月の本来の古葉取りは、花芽に光を当て、蒸れを防いで病気予防をすることです。ただし、寒波の際は葉が防寒の役目を果たすため、以下の条件がそろってから古葉取りを再開しましょう。
- 寒波が落ち着いて数日間、気温が安定
- 花芽の位置がはっきり見える
⑥ 病害虫は「予防目線」で確認
1月は大発生しませんが、古葉の裏のアブラムシや風通しの悪い株元のカビをチェック。
見つけたら葉を整理し、被害葉を除去します。薬剤は予防目的で行なっておくとよいでしょう。
寒波のときにやっていいこと・NGなこと
【やっていいこと】
- 夜間、外気温が0℃以下になる予報の日は、夜だけ玄関先や室内の温かい場所に取り込む
- 昼間はよく日の当たる屋外に戻して管理する
- 無茎種(茎が伸びないタイプで多くが該当)は葉を取り除き、花芽に光と風を通す。
【NGなこと】
- 寒さに慣れていない苗を、いきなり寒風や霜に当てる
- 鉢や株が凍っている状態で水を与える
- 「寒さに強いから」と完全に放置する
とくに水やりは注意が必要です。株や鉢が凍っているときに水を与えると、根を傷める原因になります。
