
◆なぜか「ちょうどいい」のは37歳の女
今年37歳になるのですが、いまだに朝までお酒を飲んでマクドナルドのダブルチーズバーガーとか食べて帰っても元気だし、お腹がぽっこりしてきた以外は特に加齢を実感することはないのだけれど、50・60代のおじさんに、手の甲などをさすられながら「キミくらいがちょうどいい」なんて言われると「とうとうこの日が来たか」という気分にはなります。
「ボクはキミに猛烈に恋焦がれており、どうしてもキミじゃないとダメなんだ!」とかじゃなくて「ちょうどいい」ときた。「ちょうどいい」というのは、ネットで注文した服のサイズが極端に小さすぎも大きすぎもしていなかったときや、ソファの座りごこちが値段の割には理想に近かった際に使われる言葉だと思うんだけど、すごく称賛しているというよりは、たぶん「まあ、これくらいなら許容範囲だよね」というニュアンス。
つまり、「本当は10・20代の女の子が良いけれど、キミもギリ許容範囲」などの本音が透けすぎている。この「ちょうどいい」に、私は震え、打ちひしがれているのです。
というのは半分は冗談ですが、50・60代のおじさんに「ちょうどいい」扱いされるのはやっぱり不服です。あなたたちはどうして20も30も年の離れた女を「ちょうどいい」と軽んじることができてしまうのでしょうか。
今回は、おじさんの「おばさん軽視」発言について具体例をあげながら解説し、おじさんが若くない女をちょっと舐めすぎている理由について考えてみたいと思います。
◆これでもおそらく口説いてるつもり

「オレが認めてあげているんだから喜びなさい」くらいのつもりではいると思います。ですが、これを素直に喜べないのが37歳です。
そして私たちを落ち込ませる言葉は「ちょうどいい」にとどまりません。
・「並んで歩いたら恋人同士にしか見えないから大丈夫」
これは、60代後半の男性と都内の水族館で同伴した際のこと。「手をつなぎたい」と言うおじさんに、「少し恥ずかしいな」と伝えたところ
「並んで歩いたら恋人同士にしか見えないから大丈夫」
と、自信満々の彼。水槽にチラッとうつった私たちですが、恋人同士のデートというよりは「おじいさんとおじいさんを介護する人」に近かったです。
・「年が近いから一緒にいて落ち着く」
「10・20代の女の子とは何話していいかわかんない」とか言ってるおじさんが言いがちなこれ。37歳に気を遣ってくれてありがとう。でも、すみません。年は近くないです。
・「オレ、30代に見えるでしょ?よく言われる」
実年齢より若く見られることが多いし、実際に30代に見えるでしょ?もう付き合っちゃおうよ!ということなのですが、普通に68歳に見えます。年相応です。
・「お姉さんに甘えたい」「熟女が好き」
37歳に気を遣ってくれてありがとう。私が「お姉さん」「熟女」だとしたら、50・60代の皆さんはミイラとかですかね。

