ヴァレンティノ、そのスタイルと「赤」
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ヴァレンティノ・ガラヴァーニは、彼のコレクションの主役としてエレガンスを掲げている。究極のエレガンスとは、細部への並々ならぬこだわり、完璧主義によってのみ生み出すことができるものだ。彼は形と色の完璧なバランスを追求し、女性本来の美しさを損なうことなく、引き立てようとした。
メゾン創設当初から最高品質の素材を厳選し、仕立て服には手作業の装飾やぜいたくなレース、精緻(せいち)なディテールが加えられている。こうして、一着一着が芸術作品のような存在へと昇華されている。
美を絶えず探求する中で、彼は赤という色をメゾンの象徴として用いることに決めた。それは単なる赤ではなく、今日では誰もが「ロッソ・ヴァレンティノ(ヴァレンティノ・レッド)」として知っている、非常に明確に定められた色合いだ。それは、カドミウム、パープル、カーマインの中間に位置する、鮮やかな赤である。
メゾンの所有権
ヴァレンティノのメゾンのオーナーは誰なのか? 実のところ、このメゾンは何度も所有者が代わってきた。1998年、ヴァレンティノは自身のブランドを実業家マウリツィオ・ロミーティが率いるイタリアの投資会社HDPに売却することを決めた。その後、老舗繊維企業のマルゾット・グループの傘下に入ったが、数年後、同グループは過半数の株式を投資ファンド、ペルミラに売却した。2012年には再びオーナーが代わり、現在の筆頭株主はカタールを拠点とする投資会社メイフーラ・フォー・インベストメンツである。その後、巨大企業ケリングが資本参加し、現在、約30%の株式を保有しているが、将来的にはメゾンを完全に傘下に収める可能性もあるようだ。
