――お二人にとってベトナムはどんな場所ですか?
益子:第二の故郷のような感じです。今僕たちはインドに住んでいますが、住みにくいインドからベトナムに戻ると、「ああ、ここは天国か!」と思ってしまうほど。最初に来たときと比べて、今はなんでも手に入りますし、人は優しいし、ときには便利すぎてびっくりすることもあります。
高杉:私もまさに同じことを考えていました。まさにベトナムから第二の人生が始まった感じがしています。
――そんなお二人が、ベトナムでおすすめしたい場所があれば教えてください。
高杉:ホーチミンでは、サイゴン川沿いに素敵なレストランが多く、雰囲気がとてもいいのでおすすめです。ホーチミンの中心部にもかかわらず、南国のようなリゾート感があり、とても気持ちがいい場所でもあります。
益子:僕はハノイの聖ヨセフ大聖堂の周辺、旧市街のあたりの雑多な感じも好きです。とくに冬のハノイは天気もあまりよくないのですが、路地裏に入ると、人々の生活がすぐそこに感じられてとてもベトナムらしい風景だなと思います。東南アジアもどんどん発展し、ベトナムもそうした風景がだんだんと減ってきていますが、中心地から一歩路地裏に入ると、まだまだローカルな雰囲気が感じられるのがとても好きです。

『PIZZA FOR PEACE 世界で愛されるピザレストラン Pizza 4P'sの軌跡』
宝島社/¥1,650
益子陽介 Yosuke Masuko
2011年、ベトナムでPizza4P’sを立ち上げる。2014年には『AERA』の「アジアで活躍する日本人100人」に選出。
高杉早苗 Sanae Takasugi
夫とPizza4P’sを共同創業。起業当初は店長からスタートし、事業全体を統括。二児の母でもある。
https://tkj.jp/book/?cd=TD062024
原稿/相馬香織

