◆逃げ出したくなる瞬間は思いっきり立ち止まる
――ふつうの人は仕事をしていると、つらい気持ちになったり逃げ出したくなる瞬間があったりしますが、鈴木さんはあったりしないのでしょうか。鈴木:ありますよ〜! 世間の皆さんが思っているような自分じゃないのに、って思うことは、それでもあるんですよ。自分のやっている感じと現在地のギャップに戸惑ったり、悩んだりすることは常にあるんですけど、でもそういうときは思いっきり悩んで立ち止まって実家に帰るとか、思いきって寝るという方法をとるようにしています。あとは、いつかの歌詞の材料になるようにメモをいっぱい取ったり!

鈴木:いろいろな気持ちがあります。令和になってもあの時代の曲を歌ってくれるのはうれしく思いますし、シンプルに私達が活動していた時代よりも、今のアイドルさんたちのスキルってめちゃくちゃ高いので、どう考えても素晴らしいだろうとのいうのはメンバーを見たときに思いました。むしろ「こんな贅沢なメンバーでやってくれるんですか!? 勝ちじゃん!」っていうのが、私の素直な意見だったので、誰が歌い出しになっても絶対に最高だとわかっているなかで、イコラブの(佐々木)舞香ちゃんが務めてくれてくれたのも最高で、めっちゃ良かったですし、(櫻井)優衣ちゃんは事前に「歌わせてもらいます!」って律儀に連絡をくれていて、すごくリスペクトを感じるパフォーマンスにありがたいなって思いました。いろんなパートを全員分、聞きたかったです!
◆「私じゃない誰か」に気持ちやノウハウを注ぎたい
――最後にいくつか今後の活動についてお聞きしたいと思います。4月に32歳を迎えますが、ライフスタイルや考え方の変化はあるのでしょうか。鈴木:ありましたね。じつは31歳になったタイミングで、初めて自分の人生設計プランを立ててみようと思ったんです。今までは、目の前に来た仕事に対して、どのタイミングでも万全の状態で挑めるように体調管理する、ということだけで生きてきたんですけど、31歳になったときに突然、3年後、5年後を想像して、そこから逆算して生きてみたいなと思って。初めて「今より先」を考えるようになりました。なので、大人になったのかなって思います(笑)

鈴木:えぇー、そうだなあ。直近で、ということでしたら、まだまだ自分の活動に集中してやりたいなと思っています。ただ、この世界に入って23年になるんですけど、いろいろな葛藤だったり世間に対して感じることだったり、アイドル活動してきたうえで叶えられたこと、叶えられなかったこと、いろいろなことがあるなかで、そういういろんな気持ちやノウハウを「私じゃない誰か」に注ぎたいっていうのは興味があります。
――それは育成、ということですか。
鈴木:育成かどうかはわからないですけど、誰かにこのパワーを使いたいっていうことには興味があります。

