いつまでも輝く女性に ranune
「資産数億円」でもアーリーリタイアを選ばない富裕層…成功が続く人に共通する行動【富裕層専門税理士が解説】

「資産数億円」でもアーリーリタイアを選ばない富裕層…成功が続く人に共通する行動【富裕層専門税理士が解説】

富裕層の大半は、自身の挑戦によって富を築いています。そして、一度の成功に飽き足らず、また次のチャレンジをする起業家思考を持つ人が多いのも特徴です。アーリーリタイアをして悠々自適な生活を送ることをせず、あえて茨の道を進むのはどうしてなのでしょうか。本記事では、富裕層専門税理士の森田貴子氏による著書『富裕層の領収書1000万枚見てきた税理士が教える 億万長者になるお金の使い方』(SBクリエイティブ)から、富裕層に共通する挑戦の姿勢に基づく「3つの教訓」を紹介します。

好奇心やチャレンジ精神が旺盛な富裕層は「生涯現役」

筆者がこれまで見てきた富裕層は、半ば悠々自適の生活を送っていても、決してビジネスから引退しているわけではありません。

むしろ、富裕層は、早期リタイアをほとんどしていません。

常に変化し続けている世界に目を向け、いつでも新事業を始められるマインドを持っています。いくつになってもチャレンジ精神は健在です。

すでに一生かかっても使いきれないほどの財を築きながら、なお仕事を続けているのですから、「よほどビジネスが好きなのだろう」と思うかもしれません。

しかし、実際にはそれだけではありません。豊富な資産を持ちながらも借入を抱え、次々と新しい挑戦を続けているのも事実です。

つまり「何億円あっても安心はない」「まだ足りない」と感じているからこそ、動き続けるのです。これは単に「仕事が好き」という次元ではなく、仕事と人生が完全に溶け合っているような生き方だと言えるでしょう。

そして、彼らはそのときに手がけている事業について、どうすればうまくいくか、どう広げていけるかを一日中、そして一生考え続けられる人なのです。

失われることのない好奇心。さらには「儲かりそうだから」以上に「自分がワクワクするから」「世の中の人に使ってもらいたいから」「社会のために」という情熱や使命感が、圧倒的な成功を導いています。これらもまた、持続している富裕層に共通する起業家思考と言ってよいでしょう。

「行動の原点は、情熱や使命、そして好奇心なのです」

多くの富裕層が共通して口にするのは、こんな言葉です。一度摑んだ成功に執着するのではなく、「次に何をやるか」を軽やかに考えている人が大半を占めます。好奇心、チャレンジ精神、誰かの役に立ちたいという気持ち。そこには、単なるお金儲けでは測れないエネルギーの流れがあります。富裕層を見ていると、つくづく「生涯現役だな」と思わされます。

とにかく世の中への興味関心が尽きず、情報感度が高い。新しいもの好きでもある。そして何かに興味を抱くたび、新しいものに触れるたびに、ビジネスのアイデアが浮かんでしまう。浮かんでしまった以上は、動かずにはいられないのです。

間違いなく自分の可能性を信じ、前向きなエネルギーにあふれています。話を聞いているだけで元気をもらえますし、体験が豊富なので会話も面白い。遊ぶようにチャレンジを繰り返している人たちが富裕層であると考えれば、アーリーリタイアという選択肢がないのも納得できます。むしろ、これまで成功させてきた事業をあっさり他人に譲り、新たな挑戦に踏み出す──そんな姿も、決して珍しくありません。

社会への使命感「世のため人のため」の精神

究極的に言えば、富裕層は「社会をどう良くするか」を常に考えています。

彼らと話していて感じるのは、「自分さえ富を築ければいい、それで人生はアガリ」という発想がないことです。むしろ「これまで築いたものを社会に還元したい」という強い想いが根底にあるように見受けられます。そのため、自ら新しいビジネスを始めるだけでなく、将来有望な若者やスタートアップにも積極的に投資します。こうした行動を支えているのは、利己ではなく「世のため人のため」という価値観です。

結局のところ、「アーリーリタイアしたい」という発想がないこと自体、富裕層が富裕層であり続ける所以です。彼らは広い視野で自分自身と社会の両方を見据え、好奇心とチャレンジ精神、そして社会への使命感に突き動かされて行動し続けます。

すごろくのように「自分が上がったらおしまい」という小さな発想では、富裕層であり続けることはできません。そしてこの姿勢は、私たちにとっても学ぶべき点があります。長く働き続けることこそが、最も確実に収入を得る方法なのです。

■教訓1

「好奇心や使命感を原点に動き続ける姿勢」を持ち続けること。

それが生涯現役を可能にし、長く働き続けることで収入と可能性を広げる確実な道となります。

あなたにおすすめ