
冬の寒空の下、どこからかかぐわしい香りが漂ってきたら、近くにロウバイ(蝋梅)が咲いているかもしれません。年末や新年の頃に香りのよい花を咲かせるロウバイは、生け花や茶花にも広く利用され、庭木としても人気があります。今回は、そんなロウバイについて、3枚の写真の中から正しいものはどれかを選ぶ3択クイズを出題! みなさんは、ロウバイはどの花か分かりますか?
身近な花!「ロウバイ」は次の3つのどれ?

真冬に香り高い花を咲かせるロウバイ。12月中旬から開花期を迎えるロウバイは、新年を彩る花にもよく利用される身近な花木。江戸時代初期に日本に渡来したとされ、寒さの中で咲く明るい色の花もかわいらしい人気の庭木で、一般には園芸品種のソシンロウバイが多く出回っています。
さて、そんなロウバイには、よく似た花がいくつかあります。今回は、正しいロウバイの写真を選ぶ3択クイズ! ロウバイは、次のA~Cのどれでしょう?
A

B

C

ヒント
いずれも早春~春に黄花を咲かせる花木。香りで簡単に見分けることができますが、開花期や花の姿形、樹形なども違いがあります。
正解は…
↓
↓
↓
↓
C

ロウバイの基本データ
学名:Chimonanthus praecox
科名:ロウバイ科
属名:ロウバイ属
原産地:中国
和名:ロウバイ(蝋梅、蠟梅、朧梅)
別名:カラウメ(唐梅)、ナンキンウメ(南京梅)など
英名:winter sweet、Japanese allspiceなど
開花期:12月中旬~2月
花色:黄
形態:落葉性低木
樹高:2~5m
花の少ない真冬に、かぐわしい香りを放つ花を咲かせるロウバイ。春のジンチョウゲ、夏のクチナシ、秋のキンモクセイとともに、四大香木にも数えられる香りのよい花木です。原産地の中国では、ウメ、スイセン、ツバキとともに、「雪中四友」として文人画の画題に好んで描かれました。小さな黄色の花は、透き通るような光沢があり、まるで蠟細工のよう。ちなみに、ロウバイという名で花もウメによく似ていますが、ウメの仲間ではありません。
ロウバイは花の中心部が赤紫色を帯びますが、ロウバイの品種であるソシンロウバイは花心まで黄色なのが特徴。香りが強く、花も一回り大きく華やかなので、庭木などにはソシンロウバイがよく利用され、街中で見かける機会も多いです。

ロウバイは日本の気候に合って育てやすい樹木。半日陰~日なたまで特に場所を選ばず育てられ、耐寒温度もマイナス10℃前後と寒さにも強いため、あまり手をかけなくても育ちます。ただし、日照が不足すると花付きが悪くなることがあるので、多くの花を楽しみたい場合は日当たりのよい場所で育てるとよいでしょう。過湿が苦手なので、水はけのよい環境で栽培します。一度根付くと移植が難しいため、地植えにする際は場所をよく吟味してから植えるようにしましょう。

