軽自動車を“あおり運転”した黒いセダンをトラックが一蹴。運転手が顔を背けて去っていくまで――週末ベスト

軽自動車を“あおり運転”した黒いセダンをトラックが一蹴。運転手が顔を背けて去っていくまで――週末ベスト

◆友人と「あおられたらどうする?」と冗談で話していたら…


車のダッシュボード
 首都圏は電車やバスなどの公共交通機関が充実している。免許を取得しても運転する機会が少なかった田中薫さん(仮名・20代)だが、友人との沖縄旅行でレンタカーを運転する予定で、その前に練習をすることになったという。

「交通量の少ない深夜帯に練習をすることになりました」

 当時住んでいた地域には、近くに国道や環状道路もあり、練習には“もってこい”の場所だったそうだ。田中さんが、友人に付き合ってもらい練習を続けていたある日……。

「深夜帯なのもあって大型トラックが多く、少し怖いなと思いながら運転していました。友人と『あおられたらどうする?』と冗談で話していたんです」

 内心ザワザワしながらそんな話をしていると、隣の車線にいるセダンが軽自動車にくっついて走っていたという。

「交通量はそこまで多くありませんでしたが、全体的にスピードが出ていたと思います」

 セダンはクラクションを鳴らしながら走っており、“まるでカーチェイス”のようだった。

◆オービスが光って…


 田中さんが、「事故にならなければよいな」と思っていた瞬間、追われている軽自動車が車線変更に成功。セダンは猛スピードで突き進んでいった。

「どうすることもできなくてヒヤヒヤしていましたが、やっとホッとできました」

 そして、田中さんがそのまま走り続けていると、オービス(速度違反自動取締装置)が赤色に発光した。

「私はなにが起こったのかわかりませんでしたが、友人が『ざまぁみろ!』と拍手をしながら笑っていたんです」

 速度違反自動取締装置は、走行中の車両の速度を計測し、設定された速度を超えるとその車両を自動的に写真で撮影して記録する。

 その後、事情を知った田中さんは「自業自得だな」と思ったという。

<取材・文/chimi86>

【chimi86】
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
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