飛び石(とびいし)

自然石を用いて有機的な曲線を描きつつ、庭園の連続するシークエンスの展開に散策者を導く飛び石は、それ自体が景を完成する要素にもなります。露地に限らず、日本庭園に広く使われる要素になっており、フランスでは、飛び石が「パ・ジャポネ(直訳すると日本の歩)」と呼ばれているのも面白いところです。
灯籠(とうろう)

元来は仏教寺院や神社での献灯のための祭祀具だった灯籠に、露地に通ずる美を見出し、夜の茶会の灯りとして露地に導入したのは利休だと伝えられています。
単なる照明というよりは、光と影をつくり、空間を結界化するような効果をももたらす灯籠は、空間のアイストップとして、景の演出にも活躍します。神社仏閣で使われていた基本的な型から、露地での使用に適した形、サイズ、さらに特別な形の創作型まで、さまざまな型の灯籠が作られており、中には庭園のトレードマークとなった名物灯籠もあります。


