2026年の私たちのお金問題、「3つの上昇」を意識して備えておこう

2026年の私たちのお金問題、「3つの上昇」を意識して備えておこう

テーマ2:まだまだ上がる?それとも下がる?「株価上昇」

2つ目の上昇は「株価上昇」です。2025年は株価上昇の面では記録的な一年でした。

1989年12月末のバブル期最高値(日経平均株価38915円)を2024年に乗り越えた日本の株価は2025年、ついに5万円を上回る水準まで伸びました。2025年末の日経平均株価は1年で26%の上昇となりました。
アメリカの株価も政治不安を抱えつつも上昇を続けています。

NISAやiDeCoなどを通じて投資をしていた人は、望外の資産増を実現したのではないでしょうか。「こんなに簡単に増えるものなのか!」と感じている人もいるかもしれません。

しかし、同じペースで今年も株価が上昇する、と思っていたらちょっと警戒をしておいてください。株価は大きく上げ下げしながら、長い目で見れば右肩上がりになるのが原則なので、どこかで一時的な下落があるかもしれません。

2025年もトランプショックと言われた時期(3月下旬から4月上旬)には38000円台から31000円台まで急落する時期がありました。この時はすぐ回復したものの、下落が続いたり回復が遅れる様なことはしばしばあります。

下落は「いつかはやってくる」ことは間違いありませんが、「いつやってくる」か「どれくらい下がるか」は分かりません。「株価上昇」に期待したいところはもちろんですが、上昇しなかった時に焦ることのないようにしておきたいものです。

テーマ3:「賃金上昇」をしっかりチェック

3つ目の上昇は「賃金上昇」です。あなた自身のお給料やボーナスは、物価上昇と同じかそれ以上増えているでしょうか。

多くの会社では4月に正社員の給与を引き上げると思います。このタイミングでどれ位増えたかをチェックしてみてください。大企業の場合などは、労働組合が年度末に労使交渉をしっかり行い、その結果が報告されますので、何%位増える、あるいは何千円位増えるというイメージができます。

この時、「金額が増えた!やった」と考えるだけでは物価上昇時代では不十分です。「3%増があったとしても、2025年の物価上昇でほとんどプラマイゼロだ」「物価上昇率をどれ位上回ったか(今年も物価上昇する可能性が高いので)」というような視点を持っておきたいところです。

「去年も今年もお給料上がってない…」という場合、正直に言って転職を検討した方がいいと思います。こういう会社が来年になったら、3年分の賃上げをしてくれる可能性は低いからです。

また、物価が上がったから給料が同じ位上がったというだけでは大幅な給料アップにはなりません。自分の能力を高め、それを評価してもらい、大幅な昇給(昇格)を手に入れていくことも大切です。

会社の制度が整っている場合は、自分が昇格昇給する条件を調べてみましょう。上司との面談がある場合は質問をしてみるのもいいでしょう。キャリアアップに応じた賃金上昇もしっかり勝ち取っていきましょう。

配信元: mymo

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