そうしたなか、27日発売の週刊SPA!「性接待の実態」特集内で、実際に東大教授らに接待していた側の日本化粧品協会の引地功一代表理事(1月26日時点で贈賄容疑で書類送検)が内実を激白。報道では「教授とその部下である元特任准教授とともに台東区千束のソープランドや中央区銀座の高級クラブなどで計約380万円相当の接待を受けた疑い」とあるが、引地容疑者は「17か月で約3000万円を接待費に使った」と明かしていた。東大院教授らへの性接待の全貌をここに暴露する。

◆1人5万円の高級フレンチコースから銀座の高級クラブで2次会が恒例化
「CBD(カンナビジオール)という大麻由来成分を活用した化粧品の共同研究開発をしてもらいたくて、日本中小企業団体連盟(中団連)という組織の紹介で、佐藤と、その教え子にあたり、当時は東大特任准教授だった吉崎歩(25年に退任/1月26日時点で収賄容疑で書類送検)とお付き合いさせてもらうようになったんです。それをきっかけに中団連の支援も受け、東大のなかに『臨床カンナビノイド学社会連携講座』を立ち上げさせてもらい、CBDに関するシンポジウムも開催させてもらいました。その過程で私が過剰といえる接待をしてしまったのです……」
「連携講座の運営や研究の方向性について初めて3人だけで話し合いました。また、研究を円滑に進めるために『このような食事会を定期的に開催しましょう』という話もされました。2人は公務員に準ずる立場なので私がその場の会計をしてもいいものか迷ったのですが、会計時には2人とも伝票を見ようとしませんでした。ならばと、私が手に取ると、吉崎が『ありがとうございます』と謝意を伝えてきた。そのときに、2人はこういう場に慣れているのだな、と感じました」

「1次会で10万円程度、2次会のクラブで40万〜60万円。それが月2回なので、毎月100万円以上を接待に費やしました。でも、東大の名を将来開発する商品に活用できたら、簡単に回収できると思っていた。吉崎から『佐藤先生は短気で気難しく、機嫌を損ねると、すぐにプロジェクトをひっくり返す』と聞かされていたこともあって、何とか共同研究を続けてほしいという一心で接待を続けたのです」

◆「銀座のオンナはヤレないのか?」高級クラブから高級ソープ接待へ
24年からは、さらに接待要求はエスカレートしていった。「24年3月に佐藤と吉崎を連れて、知り合いがタイで運営している大麻草栽培施設の視察に現地まで行ったんです。そこで、その知り合いが2人をいわゆる“連れ出しバー”のようなところで接待しまして……それを2人がいたく喜んだ。帰国後は『銀座のクラブの女はヤレないのか?』と言いだしたので、そこから私が吉原の高級ソープランドを探して連れていくようになったのです」


「ある日、佐藤のソープ通いが奥さんにバレてしまったのです。“匂い”に加えて、奥さんとのキスを嫌がるようになったみたいで……。それで、24年5月からは“昼ソープ”に変更して、ソープ後に間をおいてから夜は銀座の飲食店で打ち合わせするという月2回の接待に変わりました。銀座のクラブで接待するよりはソープに連れて行くほうが、かなり接待交際費が押さえられるので私としては助かったのですが……佐藤は高級ソープ店のMちゃんを気に入りすぎて、ソープ前に私の事務所でシャワーを浴びるようにもなりました。“お店”でお風呂に入るクセに、『綺麗にしてからMちゃんに会いたい』という理由で……」


「私の事務所でシャワーを借りるときは『スタッフを外出させろ』と言うんです。これにはウチのスタッフも怒り心頭だった。営業妨害も同然ですからね。佐藤は時折、私が予約を入れた2時間コースに、自腹を切って2時間追加することもあったのですが、皮膚科の権威と言える先生が、お肌によくないお風呂遊びを繰り返しても大丈夫なのか? とも思った。日焼けして出勤してきた東大のある先生のことを、佐藤が『医師としてなってない!』と怒鳴りつける場面も見ていたので」



