「もっと簡単に、早く儲けたい」人間の欲につけ込む投資詐欺が横行―“感情を持たないAI”が資産防衛に有効な納得の理由

「もっと簡単に、早く儲けたい」人間の欲につけ込む投資詐欺が横行―“感情を持たないAI”が資産防衛に有効な納得の理由

「投資で資産を増やす」という考えが広まる中で、不正や詐欺のリスクも増えています。高金利の誘惑に流されがちなときでも、AIを活用すれば情報を整理し、怪しい投資を見極める手助けになります。本記事では荻原朝飛氏の著書『ドバイの大富豪の新しい習慣 世界一やさしいAIでお金を増やす方法』(総合法令出版)より一部を抜粋・再編集し、AIを用いた投資詐欺対策について解説します。

怪しい儲け話も、AIの警告で危険を回避

現代の投資環境は、情報があふれ、魅力的すぎる高利回りをうたう案件が後を絶ちません。こうした怪しい儲け話に惑わされてしまう投資家も少なくありません。では、私たちはどうやって投資詐欺の罠から身を守ればよいのでしょうか?

その答えの一つが、AIの力を借りることです。膨大な市場データや企業情報、ニュース、SNSの投稿、過去の詐欺事例に至るまで、多様な情報を瞬時に収集し分析する能力により、「投資詐欺を見破る目」として私たちを助けてくれるのです。

AIが詐欺を判別するもっとも大きなポイントは、合理的な前提条件を設けて情報をフィルタリングすることにあります。たとえば、「年利3〜5%の範囲内で投資案件を評価する」という前提があるとしましょう。

もし突然、「年利20%保証」の話が現れれば、それは現実的な範囲から逸脱しているため、AIはこの案件を「高リスクかつ疑わしい」と判断し、投資対象から外します。これは人間の感覚では見逃しがちな、数字の異常性をAIが正確に見抜く能力の現れです。

感情的な判断を排除すした「冷静で客観的なアドバイス」の利点

私自身も、それでAIに救われたことがあります。

ドバイの不動産市場で過剰に高いリターンをうたう案件が増えた際、AIにその案件の情報を入力して評価を仰ぐと、「投資リスクが高い」「不透明な部分が多い」と具体的に警告してくれました。このように、AIは冷静にデータを解析し、危険信号を灯してくれるのです。

さらにAIは、情報の精度だけでなく感情の影響を排除する点でも大きな強みを持ちます。投資詐欺に陥りやすい人は、過度な期待や恐怖など、感情に振り回されて判断を誤りがちです。

一方でAIは、情報を淡々と処理し、感情的な判断を排除するため、冷静で客観的なアドバイスを提供します。お金がほしいという欲で、冷静な判断を失いやすいときこそ、AIを活用し、より安全な資産形成をサポートしてもらいましょう。

荻原朝飛

AIコンサルタント/AIプロデューサー

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