
約半数が「職場見学へ行った」と回答

まずは全体の結果から紹介します。「職場見学をした」人は、「自分で希望して」「職場の指示があって」を合わせると49.3%でした。ほぼ半数の人が職場見学をしていることがわかります。なかでも自ら進んで見学を希望した人が多いようですね。
続いて「見学していないがしたかった」は22.0%。「見学していないが必要はなかった」は7.2%でした。
次に職種別の結果も見てみましょう。

「見学した」人の合計は看護師が47.0%、介護職が55.8%、保育士が60.4%でした。
一方で「見学していないがしたかった」人は看護師が25.4%、介護職が21.2%、保育士が16.6%でした。
2つの回答には相関関係があることがわかります。「見学した」人が多い保育士は「見学していないがしたかった」人の割合が少なく、反対に「見学した」人が少ない看護師には「見学していないがしたかった」人の割合が多くなっています。
また「見学していないが必要はなかった」という人は、看護師が7.5%、介護職が7.8%、保育士が4.6%でした。
続いて、各回答に寄せられたコメントを一部抜粋して紹介します。
「見学した」人のコメント
- 職場の構造や動線、医療機器の種類や数は仕事のしやすさや自分の好みかを知るのに良いと思う【看護師, 一般病院】
- 私の場合、直近での転職活動の際2ヶ所見学させていただきましたがスタッフの挨拶がしっかりされていた施設の入職を決めました。もう1つの施設はスタッフの方の挨拶がほぼ皆無でしたのでムリだなぁ、と即判断しました。【介護福祉士】
- 面接と見学がセットで考えてくれる施設が多かったのでしてます。でも設備的なところは良い面しか見せてくれないんですよね。なので入ってから大概何回か驚きがあります(笑)でも利用者の雰囲気とかはよく見るようにしてます。【介護福祉士, 従来型特養】
- 職員の雰囲気とかも見れてその施設を考えるかどうかの材料になるし、職場にも積極的な人だと伝わるから、マイナスになる事はない。ただ、見学の時にいくつか興味持って失礼のない質問をしないと、こいつ見学やっつけで来てるなって思われるから、質問をいくつか考えておく方がより良いと思います。【介護福祉士, 介護老人保健施設】
- 中身は見学だけではわからない。働かないと人間関係とか全然分からないですよね【介護福祉士, デイサービス】
見学した人のなかでも「必ず見学すべき」という人と「見学しないよりはしたほうがいい」という人で温度感が分かれていました。
設備や利用者の様子、職場全体の雰囲気などは見学を通じて参考になったという人が多く見られました。一方で、人間関係などの見えない部分は、実際に入職してみないとわからないといった声も多数寄せられました。
また「職場見学も選考の一環だと思って参加したほうがいい」というコメントも。たしかに職場見学は求職者が職場を見極める場ですが、同時に事業者側も求職者の立ち居振る舞いをチェックしていると考えたほうがいいでしょう。ただ漠然と見学するのでなく、あらかじめチェックするポイントを洗い出しておく、積極的に質問するといった姿勢も大切そうです。

