スラムダンク桜木花道のケガをリハビリのプロが検証した結果「トドメを刺したのは流川…?」

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リハビリを担当するあの女性の職業予測

──最終話で桜木がリハビリに励んでいる様子が描かれています。リハビリを担当している女性の職種は何だと思いますか?

Aさん:白衣みたいな服装から鍼灸師かなと思いました。

橋本さん:俺もそう思った。筋力トレーニングの指導をする感じでもないし、あん摩マッサージみたいにほぐすっていう感じでもない。となるとやっぱ鍼灸師なんじゃないか。

Aさん:桜木は安西先生には無礼なことを言うけど、やり取りをみるとリハビリの先生の言うことは素直に聞いていそうな印象を受けますね。けっこうやり手の鍼灸師かもしれません。

橋本さん:うまくできていることを褒めてやる気を引き出してるんだろうね。ペップトーク(やる気にさせる声かけ)が上手なんだろうな。

僕らがスポーツ選手といい関係を築くには声かけがめちゃくちゃ大事で、そこに技術の差がめっちゃ出るんです。

ケガを治すのに最短で3ヶ月と言いましたが、桜木はバスケを始めてたった4ヶ月なんですよね。バスケって、休んだら元の状態に戻すまでに倍の日数がかかるといわれています。だから3ヶ月間休むというのは、習得した技術をリセットするのに近いんです。

そういう意味でも、桜木もリハビリの先生も早く治したいと思っているのではないでしょうか。

ちなみにうちの妻いわく、あの女性はただの助手で、桜木を呼びに来ただけなんじゃないかと言っていました。

Aさん:その発想はなかった! たしかに患者さんを病室からリハビリ室に移動してくれる助手がいますもん。それにしても想像が膨らむ読み方でしたね、おもしろかった!

橋本さん:え、ちょっと待って……最後の最後「天才ですから」って振り返るシーンを見てください。31巻の14ページと同じ頸部から体幹をひねる動作で痛がっていないですよね。これは治ってきているサインですよ。

参考

  • 井上雄彦『SLAM DUNK』 30巻 集英社,1996年
  • 井上雄彦『SLAM DUNK』 31巻 集英社,1996年

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