◆清潔感を思わせる自然なフレグランス
・BYREDO オードパルファン ブランシュ 2万8050円
香りも石鹸のような爽やかで繊細なもの。ムスク系の強いものではなく、肌の匂いと錯覚させるようなナチュラルなもの。ただし、つけた時にはさほど香りは強くありませんが時間が経つと少しムスク調のサンダルウッドの香りが出てきます。
実は香水は店舗でちょっと試しても真価はわかりません。トップノート・ミドルノート・ラストノートと言って時間経過によって香りは変化します。香料によって揮発時間が異なるためそれを計算に入れて調香しているのがこうしたフレグランスブランド。肌に乗せて時間が経ってくると匂いは変わるので店舗でのお試しでは実際にはわからないのです。
ブランシュはおそらく嫌いな人の少ない香り。洗い立てのシーツのようなナチュラルな香りは「肌の匂いかな?」と思わせるほど自然です。香水にあまり強さを求めないのが日本人。清潔感を思わせる自然なフレグランスであるこちらは我々に特に向いていることでしょう。
◆色気のある夜の香水
・D’ORSAY スール テ レーヴル E.Q. 2万5300円
ドルセー伯爵は自身と最愛の人であったマルグリット・ブレシントンのために香りを制作。愛の形を香水に閉じ込め、シーンや感情ごとの情熱的な香りを演出しています。
特に私がおすすめしたいのがこの「接吻」がテーマのE.Q.。タイトル通りの官能的なムスキーな香りなのですが、やはりこちらもバイレード同様ナチュラル。ハイブランドの有名香水のようなキツさはなく自然と香る程度のもの。
バイレードが清潔感なら、こちらは色気。ナチュラルな色気を演出してくれる中毒性の高い香りです。バイレードが昼だとすると、こちらは夜の香水。大人であればせめて「日常」と「特別な夜」と2つ程度の香水は使い分けてみてほしいところです。

