「年間120万円が50万円に…」“国保逃れ”41歳女性が明かした怪しいカラクリ「将来受け取れる年金も多くなると…」

「年間120万円が50万円に…」“国保逃れ”41歳女性が明かした怪しいカラクリ「将来受け取れる年金も多くなると…」

◆業者の資料で強調されるメリットの数々

国保逃れサービスを提供する業者のLINEグループに入ると、すぐにシミュレーションしてくれた
 記者は某業者の説明会に参加し、その資料を入手した。資料にはサービス提供会社について代表者や登記場所の説明もあり、一見信頼のできるもののように見える。しかし、ページをめくっていくと、そこには堂々と「最低等級の役員報酬をベースに社会保険料が決まるため、お得になる」と書かれているほか、「『個人事業主+法人役員』という形で収入を得るものの、保険料の算出は本業である個人事業主の所得ではなく、この法人からの役員報酬のみ」だとアピールしていた。さらに利用者数は500人いるとも記されていた。

 いいことだらけのように見えるが、こうしたスキームを誰もが使うようになっていったら当然、我が国の社会保障制度は成り立たなくなる。今回の維新所属議員の件を機に、国保逃れに規制が入る可能性は高そうだ。

「国保逃れをしなくても、iDeCoなどでしっかり積み立てれば、厚生年金でなくても老後資金は用意できますし、確定申告を青色申告にしたり、経営セーフティ共済に入るなど、認められた節税方法をとることで、保険料は抑えられます。グレーな手法で保険料を安くするのは、絶対にやめるべきでしょう」(竹中氏)

 社会保障の負担に国民の誰もが苦しむ中の国保逃れ。到底許せるものではない!

取材・文・撮影/中山美里(オフィスキング)

―[[国保逃れ]悪徳勧誘のカラクリ]―

【中山美里】
性風俗、女性問題、金融犯罪などを中心に取材・執筆するフリーライター。性とお金に対する欲望と向き合う人間のフィールドワークがテーマ。ショークラブダンサー等を経て、未婚で1児を出産後、結婚。3児の母。高齢者の性を取材・執筆した『ルポ 高齢者のセックス』(扶桑社)など著書多数。性の仕事に対する差別や偏見解消に取り組む一般社団法人siente代表。
配信元: 日刊SPA!

提供元

プロフィール画像

日刊SPA!

日刊SPA!は、扶桑社から発行する週刊誌「週刊SPA!」が運営するニュースサイトです。雑誌との連動はもちろん、Webオリジナルの記事を毎日配信中です。ビジネスマンが気になる情報を網羅!エンタメ・ライフ・仕事・恋愛・お金・カーライフ…。ビジネスタイム、プライベートタイムで話したくなる話題が充実!

あなたにおすすめ