
どのように変わっていったのか、また、どのような人にハイブリッド車がおすすめなのか、という点を解説します。
※e-POWERは、エンジンで発電しモーターで走る日産独自のハイブリッドシステムですが、「モーター主体で走る車」としての体感的な特徴は共通しているため、本記事では広義のハイブリッド車として扱います。
◆セレナe-POWERを買って感じた燃費以上のメリット
筆者は7年強乗っていたガソリン車のセレナから、セレナe-POWERに乗り換えました。セレナに乗っていたのは休日のレジャーだけですが、7年で約9万km乗るので給油は月に1〜2回。1万円程度の出費です。それが痛手というわけではなかったのですが、一度はe-POWER車を所有してみたいと思い、買い替えを決意。
購入から2ヶ月程度乗って感じたことは「圧倒的なパワー」でした。ガソリン車と比較したとき、最大トルクがガソリン車の1.5倍の315N・m。ガソリン車だと2,500cc〜3,000ccくらいの車とほぼ同じ力があるのです。
高速道路の合流などでスムーズな加速ができること、大人数乗車時に力不足にならないこと、これが筆者が感じた燃費以上の魅力です。
◆燃費だけで考えるとコスパは悪いが…

現行のセレナ(グレード:ハイウェイスター)を例に1万km走行時の燃料代を、レギュラーガソリン150円でシミュレーションしてみると、以下の通りになります。
ガソリン車:1万km÷カタログ燃費13.0km/L=769L×150円=11万5350円
e-POWER車:1万km÷カタログ燃費19.0km/L=526L×150円=7万8900円
差額:3万6450円
ガソリン車とe-POWER車の価格差は約55万円なので、ガソリン代だけで見ると15万km以上走らないとお得にならないのです。
毎年の自動車税の負担額の差やメンテナンス費用の差など、トータルで見れば目安として8万km前後がひとつの分岐点になりそうですが、長距離走行が少ない方にとってはガソリン車の方が圧倒的にコスパが良い点は変わらないでしょう。

