カトレアの栽培は意外と簡単! 初心者が「温室いらず」で豪華な花を咲かせる方法

カトレアの栽培は意外と簡単! 初心者が「温室いらず」で豪華な花を咲かせる方法

カトレアの育て方のポイント  

用土

カトレア
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カトレアは、自生地では木の幹や岩などに着生しています。そのため用土を選ぶ際には、水苔やウッドチップなど、保水性と空気を十分に含んでいるものが適しています。植える際には古い根を整理して、傷つけないよう慎重に作業しましょう。

水やり

水やり
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もともとは樹木などに着生しているので、乾燥には強い植物です。鉢植えで管理している場合は、栽培適温内の時期は用土が乾いたらたっぷりと与えましょう。水やりの後はよく風に当ててください。30℃を超えるような時期は涼しい時間帯に水やりを行い、鉢内部の蒸れに注意しましょう。栽培適温外の時期は水やりの頻度を遅くし、乾き気味に管理します。低温期に鉢内が濡れている状態が続くと根腐れの原因になってしまうので注意しましょう。

肥料

肥料
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肥料は成長期に与えます。気温が18℃を超えてカトレアの根がよく動き始めたら、緩効性の置き肥を株からできるだけ離して与えます。また新しい芽が動き出し、成長期に入ったら、専用の液肥などを10日に1回程度与えると順調に育ちます。肥料焼けを防ぐためにも、はじめは規定量より少なめに施肥し、様子を見ながら与えましょう。

注意する病害虫

カトレア
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カトレアはウイルスなどが原因の感染症には弱いです。アブラムシがウイルスを媒介することもありますし、水やり時に傷ついた根から混入したり、株分け時に刃物などから感染することもあります。またカイガラムシが発生することもあり、放置すると株が弱ってしまいます。病害虫については、消毒のための薬剤を利用するなど早期対処で予防を徹底しましょう。

カトレアの詳しい育て方       

苗の選び方

カトレアの苗を選ぶ際の確認すべきポイントは、葉の色やバルブの状態です。葉の緑が濃くつややかなものや、バルブに張りがありシワが寄っていないものがよい状態だといえるでしょう。

植え付け・植え替え

カトレアの植え付けをする際は、水苔で根を包むようにします。その後は安定するまで支柱を添えて茎を支え、ぐらつかなくなったらウッドチップやへバーグを入れた鉢に移しましょう。植え替えの際は、古い根や茎を整理して、水をたっぷり含ませた水苔で根を包み、周囲にウッドチップやバークを入れて鉢に植え付けます。

夏越しと冬越し

カトレアの栽培
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気温の上昇は、鉢内部の温度上昇に繋がり、蒸れによる根腐れの危険が伴います。水やりは夜間や早朝など涼しい時間帯に行いましょう。また直射日光は、葉焼けやつぼみ焼けの原因となるため、気温が30℃を超えてきたら、風通しがよく、直射日光の当たらない環境で管理しましょう。

冬越しは、最低気温が10℃以下にならない場所で管理します。最低気温が15℃程度であれば通年屋外栽培できますが、それ以下になる地域では、室内への移動や保温設備が必要となります。低温期は乾かし気味に育てます。ほとんど成長は見られませんが、バルブ内の水分や養分を使って翌年の新芽や花芽の準備をしていますので、暖かい日中は時折霧吹きや水やりをして、バルブ内の水分が枯渇しないように補ってあげましょう。

増やし方

カトレアの育て方
AntonSAN/Shutterstock.com

カトレアは状態がよければ毎年新芽を出します。その際枝分かれするので、葉数が増えて株が充実してきたら、バルブとバルブをつなぐ茎の部分を切り取って株を分けることができます。株分けを行う時期は植え替え適期の春が望ましいです。株分け後の植え付けは、通常の植え替え時と同じく根を傷つけないように注意して行いましょう。また株分け直後は直射日光には当てず、気温変化の少ない場所で管理できると、その後の経過も順調です。

カトレアを育ててみよう!

カトレア
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カトレアは温度や水やりに注意しないと弱ってしまったり、花を咲かせなかったりする少し癖のある植物です。現在は品種改良が進み、丈夫な種類も増えてきましたが、水やり後はすぐ乾くような用土を使い、メリハリのある水やりを心がけましょう。また、栽培適温を守ることがとても大切です。きれいな花を咲かせるためには、施肥も忘れず行いましょう。少し手がかかる反面、期待に応えて美しい花を咲かせてくれた時の喜びはより大きなものとなります。この機会に、ぜひ栽培に挑戦してみてはいかがでしょうか。

Credit 文 / 3and garden

スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。2026壁掛けカレンダー『ガーデンストーリー』 植物と暮らす12カ月の楽しみ 2026 Calendar (発行/KADOKAWA)好評発売中!

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