◆意外と配慮も進みつつある、よく見かける仕事

実は、交通誘導警備を行うには「交通誘導警備業務」(1級・2級)という国家資格が必要だが、講習を修了すると資格が得られ、タクシーと同様に人手不足から未経験でも採用されて会社が講習受講をサポートしてくれる場合も多い。
シニア専門求人サイト「シニアジョブ」の掲載求人における給与の平均金額は日給で出ており9900円、最高額は1万8000円である。1カ月で20日働いたとすれば、19万8000円から36万円となるので、それなりの金額だと言える。
給料は良くても、屋外で立ちっぱなしの仕事のため、タクシー以上に過酷な仕事のイメージがあるが、過酷であるがゆえに熱中症対策や寒さ対策に気を遣う職場が増えている側面もある。空調服などを貸与する職場が増えたほか、こまめな休憩や水分補給を会社が管理・推進している場合も多い。
重いものを運ぶといった過酷さはないため、立ち仕事が可能な体力があるのであれば選択肢に入るかもしれない職種である。
◆最初は低賃金だが昇給するかもしれない仕事
タクシードライバーや交通誘導警備の仕事は、もしかすると給料がそれなりに高いことにあまり意外性がなかったかもしれない。では、もっと給料が低いイメージのあって意外と給料が良い職種はあるのだろうか?意外性としては、清掃員の仕事で稼げる可能性が挙げられる。といっても、清掃員の求人で提示されている給料は低い。シニア専門求人サイト「シニアジョブ」の掲載求人における給与の提示額は、最高額こそ時給1850円だが平均金額は1120円だ。2025年10月以降の最低賃金の全国平均が1121円なので、最低賃金そのままである。
さらに、清掃員の仕事はパートタイマーやアルバイトがほとんどでフルタイムは少ない。つまり、勤務時間を増やしてガッツリ稼ぐ働き方は難しい。
しかし、清掃員の仕事には、会社の方針や本人の適正・努力にもよるものの、昇給しやすい魅力がある。一口に清掃と言っても様々な清掃場所と清掃方法があり、無資格・未経験から就業しても、習熟すると短期間で昇給することが珍しくない。
自分に合った清掃場所・清掃方法・勤務時間の清掃の仕事で時給が上がったなら、限られた時間で効率的に稼げる勤務先になるかもしれない。

