音楽デュオ「Def Tech」のMicroこと西宮佑騎容疑者(45)が2日、乾燥大麻を所持していた疑いで逮捕されたことが報じられた。認否は明らかにされていない。
Def Techは、2005年発売の「My Way」を含むファーストアルバムが250万枚を超える販売を記録。今月8日には日本武道館でデビュー20周年を記念したライブを開催する予定だったが、所属事務所により、公演中止が発表されている。
報道によると、西宮容疑者は2日に東京・渋谷区の自宅で乾燥大麻数グラムを所持した疑いで、関東信越厚生局麻薬取締部に現行犯逮捕されたという。
大麻や覚せい剤などの違法薬物は、少量の所持でも犯罪となる。大麻については、特別な許可がある場合を除き、所持・栽培・譲り受け・譲り渡しが禁止されており、個人の嗜好目的でも違法だ。
営利目的でない所持でも懲役刑が科され、覚せい剤などより危険性が高い薬物では、さらに重い刑罰が規定されている。
西宮容疑者の所属事務所は3日、公式HP上で声明を発表。「現在、本人とは連絡が取れておらず、事実関係の確認を進めております」としている。
薬物事件、今後の流れ
薬物事件で逮捕されると、後の身柄拘束が長期化しやすい。
警察は逮捕後、48時間以内に被疑者を検察官へ送致するか、釈放するかの判断を行う。検察官は送致を受けたら24時間以内に「勾留」を請求するか、被疑者を釈放するかを判断する。
検察官が勾留請求を行い、それが裁判官により認められると、10日から最大20日間、身柄が拘束される。その後起訴されれば刑事裁判にかけられ、有罪判決が行われれば実刑または執行猶予となる。
なお、著名人が薬物犯罪をした場合、刑事処分のほかにも、出演作品の差し替え、CM契約の解除など、仕事やイメージへの影響も大きい。
薬物の強い依存性と再起に向けた支援
本件についての詳細はまだ何もわかっておらず、捜査の進展が待たれる。
一般に、薬物には強い依存性があり、使用を開始すると自力での中止が困難になるとされている。しかし、刑罰だけでは根本的な解決にならず、治療や支援体制がなければ再犯のリスクが高い。
もし、薬物依存に陥った場合、回復と社会復帰を果たすためには、本人の更生に向けた取り組みが今後の焦点となることはいうまでもないが、それが功を奏するためには、専門機関での治療、家族や周囲のサポート体制を整えることが、不可欠だ。

