
富良野と言えばラベンダー畑が有名ですがハイライトはやっぱりウィンターシーズン。
北の大地のちょうど真ん中ふらっと富良野ワイン旅へ出かけましょう。
冬の富良野 美味探訪~格式あるレストランからオーベルジュ、注目のニューオープンまで。土地の美味をワインと味わえる、とっておきの3軒~
伝統的なワイン生産国と異なり、日本ではワイン産地を訪れても、その土地のワインが都会と同レベルかそれ以上のクオリティーの料理とともに味わえる飲食店が意外と少ないことも。その点、富良野は農業の中心地でありながら、インバウンドを含めた観光客の受け入れ体制が早くから整い、美食の地になり得る素地がすでにあった。
若き醸造家が意欲的にワインを造り、富良野を知り尽くした地元出身者と、都会からの移住組の敏腕シェフたちが鎬を削る土地。富良野から、今、目が離せない。
富良野の生産者との絆から生まれる
料理「ル・ゴロワ フラノ」

「新富良野プリンスホテル」敷地内の林をバックにかわいらしい佇まい。建物は移転開業にあたり新築したもので、倉本聰氏が店舗設計やロゴデザインに関わった。訪れたこの日、富良野にちょうど初雪が。食事を終えて店を出るころには、ふかふかの新雪が積もっていた
シェフの大塚健一氏とマダムの敬子さんが東京・表参道で1997年にオープン。温もりに溢れた小さな店はやがて外苑前へと移転、そしてついに2018年、敬子さんが愛してやまない富良野の地で再オープン。

大塚健一シェフとマダムの敬子さん。マダムの根っからの馬好きと人との縁から富良野移転を決めた
「 ル・ゴロワ フラノ」。それはいつの時代も美食家たちの憧れのレストラン。東京時代から北海道の食材生産者たちとの絆を深め、道産の素材をふんだんに使いながら、“ゴロワでしか味わえないフレンチ”を提供してきた。2人が富良野へ居を移し暮らしている今、食材の移送にもうタイムラグはない。

シェフの友人のハンター松野稔氏から届く3歳以下の雌鹿を強火の薪火で焼き上げた「白糠からのえぞ鹿肉 薪火焼き」
驚くべきことに、30年近く経ってもどの野菜の生産者も「代替わりこそしても東京時代とまったく変わっていない」という名物「ル・ゴロワサラダ」をひとたび口にすれば、“地産地消”の真の意味が深く理解できることだろう。

「旬菜 ル・ゴロワサラダ仕立て」。葉野菜のパリパリ感、根菜のみずみずしさに驚く。レバーとフォワグラのテリーヌ、ホタテのソテーものる豪華版

オープンキッチン内に設えた薪釜で大塚シェフが牛、豚、鹿、仔羊を焼く。炭火と違い、高温の直火で焼く薪釜焼きは一気に火が入り、燻香も豊か

しっとりと格調高くも温かいホスピタリティに溢れ、心身ともに解きほぐされる店内。パティシエールの敬子さんがサービスとデセールを担当
「ル・ゴロワ フラノ」
北海道富良野市中御料新富良野プリンスホテル内
TEL 0167 - 22 - 1123(受付時間10 : 00〜17 : 00、営業日のみ)
12 : 00 〜13 : 30 LO、18 : 00 〜19 : 30 LO
定休日:月、火曜(祝日の場合、翌日休)
コース ランチ 6000円、ディナー 1万6000円

ル・ゴロワ フラノ | 新富良野プリンスホテル
新富良野プリンスホテルのレストラン「ル・ゴロワ フラノ」についてご紹介します。
www.princehotels.co.jp
