冬の富良野 ワインとりっぷ~ワイン編~

冬の富良野 ワインとりっぷ~ワイン編~

開拓時代の農園からスタート。野生酵母・無濾過のワイン造り
「TADA WINERY」

画像: 酸化防止剤無添加と瓶詰め時少量添加の2ラインをリリース。左から、青いトロピカルな味わい『シャルドネ 224年』( 4180円)、雑味のない綺麗な仕上がり『ピノ・ノワール 2024年』4180円、滋味深さが魅力の『ミュラー・トゥルガウ オレンジ サンスフル 2024年』3300円

酸化防止剤無添加と瓶詰め時少量添加の2ラインをリリース。左から、青いトロピカルな味わい『シャルドネ 224年』( 4180円)、雑味のない綺麗な仕上がり『ピノ・ノワール 2024年』4180円、滋味深さが魅力の『ミュラー・トゥルガウ オレンジ サンスフル 2024年』3300円

時は北海道開拓時代、1901年に畑作農園として創業。現「(有)多田農園」の代表取締役・多田繁夫氏の長年の夢叶い、「TADA WINERY」としてワイン醸造をスタートしたのは2016年のこと。現在は息子の尚弘氏が中心となりワイナリーを盛り立てている。

画像: 「父から受け継いだ基盤をもとに、さらなる品質向上にチャレンジ!」と多田尚弘氏

「父から受け継いだ基盤をもとに、さらなる品質向上にチャレンジ!」と多田尚弘氏

尚弘氏は横浜の大学の工学部を卒業後、エンジニアとして自動車メーカーに17年勤めたのち、昨年家族4人そろって栃木県から富良野にUターン。「自然を相手にするワイン造りは自動車とは違いますが、品質向上に向けた改善のプロセスなど、ものづくりに向き合う姿勢は同じ」と、目を輝かせる。

画像: 開拓時代の農園からスタート。野生酵母・無濾過のワイン造り 「TADA WINERY」

尚弘氏が目下最重要視しているのは徹底した選果だ。栽培品種は、フラッグシップキュヴェとなるピノ・ノワールやシャルドネから、バッカス、ミュラー・トゥルガウ、温暖化を背景にメルロ、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨンなど温暖地域の品種まで幅広い。ワインはすべて野生酵母使用・無濾過で、13アイテムほどに及ぶ。

画像1: ワイナリー内のかわいらしいデザインは、ラベルを描く北海道在住のイラストレーターあべみちこさんによるもの

ワイナリー内のかわいらしいデザインは、ラベルを描く北海道在住のイラストレーターあべみちこさんによるもの

「前職で『やるからには世界を目指せ』という精神をたたき込まれました。その思いはワイン造りでも変わりません」

画像: 敷地内の宿に宿泊も可。左は開拓時代に植えられた樹齢100年超えの千両梨の木。当時は食べられる果物が貴重だった

敷地内の宿に宿泊も可。左は開拓時代に植えられた樹齢100年超えの千両梨の木。当時は食べられる果物が貴重だった

画像: ワインショップでは限定商品も含め直売。人気商品『にんじんジュース』や『紅玉りんごジュース』『千両梨ジュース』も

ワインショップでは限定商品も含め直売。人気商品『にんじんジュース』や『紅玉りんごジュース』『千両梨ジュース』も

画像2: ワイナリー内のかわいらしいデザインは、ラベルを描く北海道在住のイラストレーターあべみちこさんによるもの

ワイナリー内のかわいらしいデザインは、ラベルを描く北海道在住のイラストレーターあべみちこさんによるもの

「TADA WINERY」

北海道空知郡上富良野町東9線北18号

TEL 0167-45-5935

画像: 北海道のワインは多田ワイナリー|多田農園

北海道のワインは多田ワイナリー|多田農園

北海道上富良野でワイン造りの多田ワイナリーでは野生酵母のピノ・ノワール、シャルドネ、メルロなどのオリジナルワインを醸造、販売いたしております。寒暖の差の大きい北海道の富良野盆地での多田農園にんじんジュースも販売いたしております。

ninjin-koubou.com

最新の醸造施設を駆使し、ワインコンクールでも高評価
「ドメーヌレゾン」

画像: 18 haの自社畑ではヤギの排泄物とワインの搾りかすを堆肥にするサステイナブル農法を実践する。札幌や余市エリアからの買いブドウによる醸造も行う

18 haの自社畑ではヤギの排泄物とワインの搾りかすを堆肥にするサステイナブル農法を実践する。札幌や余市エリアからの買いブドウによる醸造も行う

「 日本ワインコンクール2025」や「ジャパン・ワイン・チャレンジ2025 」で複数アイテムが金賞を受賞するなど、メキメキと頭角を現す「ドメーヌレゾン」。その背景には、母体となる山梨県「まるき葡萄酒」を経営する「グループレゾン」がある。2019年のワイナリー立ち上げ時に導入した温度管理が容易なジャケット付きステンレスタンクなどの最新設備はもとより、23年に入社した若き醸造家、野吾隼矢(やごしゅんや)氏の着任によるところは大きい。

画像: 製造業から転身した野吾隼矢氏は1992年生まれ、東京都出身。

製造業から転身した野吾隼矢氏は1992年生まれ、東京都出身。

ニュージーランドでソーヴィニヨン・ブランに魅せられた野吾氏は鳥取県「北条ワイン」でワイン造りを学び、富良野へ移住。「寒暖差の大きい富良野盆地のポテンシャルを最大限引き出すことだけを考えています」と語る。

画像: 左から、ケルナー主体のスパークリング『ブラン・ビュル 2024年』2200円、果実味に澱接触由来の複雑さが加わった『中富良野ケルナー 2023年』3300円、シャープな酸と樽のニュアンスが溶け合う『中富良野シャルドネ2024年』4180円(写真上

左から、ケルナー主体のスパークリング『ブラン・ビュル 2024年』2200円、果実味に澱接触由来の複雑さが加わった『中富良野ケルナー 2023年』3300円、シャープな酸と樽のニュアンスが溶け合う『中富良野シャルドネ2024年』4180円(写真上

冷涼地らしいしっかりとした酸が残るフレッシュなシャルドネ、今年初リリースとなったケルナーの貴腐ワインなど、高品質で意欲的な商品が次々と誕生している。

画像: 16℃の低温抽出、1カ月半の長期醗酵で醸した『貴腐 中富良野ケルナー 2024年』1万1000円/ 375 ml。高糖度でもさわやかな味わいが特徴(同下)

16℃の低温抽出、1カ月半の長期醗酵で醸した『貴腐 中富良野ケルナー 2024年』1万1000円/ 375 ml。高糖度でもさわやかな味わいが特徴(同下)

画像: 最新の醸造施設を駆使し、ワインコンクールでも高評価 「ドメーヌレゾン」

画像3: 冬の富良野 ワインとりっぷ~ワイン編~

「ドメーヌレゾン」

北海道空知郡中富良野町東1線北4号
TEL 0167 - 44 - 3035

画像: ドメーヌレゾン|やぎとつくるワイナリー

ドメーヌレゾン|やぎとつくるワイナリー

北海道中富良野にあるワイナリー。ドメーヌレゾンは「やぎと“つくる”ワイナリー」です。ドメーヌレゾンではやぎが圃場で草を食べ、自由気ままに走り回り、土が掘り起こされ、やぎの排泄物が土の肥料となり畑が耕されます。その畑で育ったぶどうを原料としサスティナブルなワインづくりを行っています。

domaine-raison.com
配信元: ワイン王国

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『ワイン王国』(隔月刊)は、生産者や日本を代表するソムリエの協力の下、世界のワイン情報をはじめ、現地取材による世界各国の生産地のワイン&グルメスポットや観光スポット、また食とのマリアージュ企画など、美味しくて役に立つ情報を満載しています。“おうち飲み”にうれしい1000円台&2000円台のワインを紹介する「ブラインド・テイスティング」企画は創刊号から続いている人気コーナーです。

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