◆W杯後の「受け皿」をどう作るか
――大会後には松井さんと同じようにマネしてプレーしたいと思う人が増えるはずです。松井大輔:そうですね。僕も子どもの頃にそう思ってボールを蹴っていたので、今の子どもたちもそう思ってほしいですよね。それに子どもたちだけでなく、大人の人たちもそう感じてボールを蹴ってみたいと思ってほしいですね。
きっと日本代表が活躍することで、そう思う人たちは増えると思います。そうなったときの受け皿を用意しておくことが、今の僕が行うべき仕事のひとつだと考えています。
――その仕事とは何でしょうか?
松井大輔:ボールを蹴りたいと思ったときに、いきなり大きなグラウンドや大きなゴールを準備することは難しいと思います。また、多くの仲間を集めるのも苦労するはず。
その点、フットサルはコートも小さいですし、人数も11人のサッカーに比べると1チーム5人と少ないので気軽に楽しめます。だから、ワールドカップ後にボールを蹴りたいと思った人が、フットサルをできるような環境や機会をできるだけ整えていきたいですね。
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松井氏が理事長を務めるFリーグは、1月17日に「Fリーグフェスタ2026」を開催。同イベント内の「松井大輔杯」では、U-10やU-12の子どもたちがプレーを楽しんだ直後に、プロの技を間近で体感できるエキシビションマッチも実施。老若男女が自らボールを蹴りつつ、トップ選手の凄みも味わえるパッケージの構築を目指している。ワールドカップで沸く2026年、松井氏はサッカー日本代表の動きにも注視しつつ、引き続きフットサルの魅力を広げていく所存だという。
<取材・文/川原宏樹>
【川原宏樹】
スポーツライター。日本最大級だったサッカーの有料メディアを有するIT企業で、コンテンツ制作を行いスポーツ業界と関わり始める。そのなかで有名海外クラブとのビジネス立ち上げなどに関わる。その後サッカー専門誌「ストライカーDX」編集部を経て、独立。現在はサッカーを中心にスポーツコンテンツ制作に携わる

