破り捨てられた妻のメモに残されていた、一つの名前。失踪前、妻は誰に電話をかけていたのか。過去と現在が思いがけない形でつながり、夫の中の疑念はさらに深まっていく。真相に近づいたようで、かえって遠ざかる第7話。
熟年夫婦クライシスはある日、突然に
55歳の吉岡ヨシ子は、お見合い結婚した4歳年上の夫・康と地方の郊外で二人暮らし。一人息子はとうに独立している。経済的にも恵まれ、はたから見れば不自由のない家庭だった。
ある日、ヨシ子は夫の前から忽然と姿を消す。
結婚30年、仲良く暮らしていたはずの夫婦に何が起きたのか――。
※漫画「うちのツマ知りませんか?」(はちみつコミックエッセイ)からお届けします。
「久しぶり」声をかけたその男は誰?
パート先で、ヨシ子は同じ学校に通っていた先輩と再会する。40年前、この町で学生だったあの頃——その記憶が、思いがけず現在と重なり始める。




