都心→地方への引っ越しで“最大300万円”が手に入る「移住支援金」のメリット。実は“東京の町村部”も対象になるオトクな制度の全貌【東大卒FPが解説】

都心→地方への引っ越しで“最大300万円”が手に入る「移住支援金」のメリット。実は“東京の町村部”も対象になるオトクな制度の全貌【東大卒FPが解説】

移住先は東京の町村部でもOK

地方移住というと遠方に移住するイメージですが、一都三県の人口が少ない自治体へ移住する場合でもOKです。

たとえば、東京の檜原村や奥多摩町なら、都心(新宿)まで電車で2時間くらいです。内閣府の地方創生のサイトには、移住先の対象となる条件不利地域として、次のような市町村があげられています(一部掲載)。

[図表1]

私の知人でも東京都檜原村に移住した人が何人かいますが、農業をしたりリモートワークをしたりしながら、週に1回程度は都心まで出てきたりして、楽しい生活を送っているようです。

ただし、地方移住の注意点ですが、その地方によって、それぞれ独自の風習や文化があり、人付き合いもありますので、うまく溶け込めないと、暮らすのが辛くなってしまうかもしれません。

また、地方移住を推進する自治体では、人口減少に伴う様々な課題を抱えていることが多く、移住者に過度な期待を寄せてしまい、ぎくしゃくしてしまうケースもあるようです。

もらえるお金が目的ではなく、移住先がどんなところでどんな仕事をするのか、よく検討してから移住するようにしましょう。

【届け出先】 移住先の市町村

【期限】 転入後3ヶ月以上1年以内

【添付書類】

・移住支援金交付申請書

・移住後の就職または起業の状況を確認できる書類

・移住元での戸籍の附票の写し、住民票の写し、住民票の除票の写し

・移住元での勤務先企業等の退職証明書、在籍証明書 など(具体的な書類については、届け出先の指示に従ってください)

自治体独自の移住支援もあり

上記で紹介した「移住支援金」は、東京圏から地方に移住する人限定でしたが、自治体が独自に実施している移住支援制度もいくつかあります。

中でも一番充実しているのは、宮崎県都筑市の移住支援制度です。

世帯で100万円、18歳未満の子ども1人当たり100万円(最大300万円)、移住先が中山間地域ならさらに1人当たり20万円(最大100万円)追加です。夫婦・子ども3人の5人家族なら最大500万円もらえます。

それだけでなく、「お試し滞在制度」があり、住居探しや農業体験活動などで、宿泊費1泊当たり3,000円/人(通算10泊分まで)、レンタカー代24時間当たり最大2,500円(通算264時間分まで)が補助されます。都会から地方に移住して自動車の運転が不安な人には、ペーパードライバー講習にかかった費用の半分(2回分まで)も補助されます。

その他の自治体でも、単に支援金をもらえるだけでなく、家賃補助、学校の授業料無償化など、様々な支援制度(移住者だけでなく居住者も対象)があります。一例をあげておきます(東京圏からの移住支援金以外の情報を掲載しています)。

[図表2]

服部 貞昭

ファイナンシャル・プランナー(CFP®)

新宿・はっとりFP事務所 代表

エファタ株式会社 取締役

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