斎藤工が「僕は明らかに老害予備軍」と語る理由。「僕ら世代が駆逐されないと健全にならない」44歳の危機感

斎藤工が「僕は明らかに老害予備軍」と語る理由。「僕ら世代が駆逐されないと健全にならない」44歳の危機感

◆刺激を受けたのは、9歳の天才子役

──若い世代に刺激を受けた経験は?

斎藤:若い世代というか……。(※6)永尾柚乃さんなんですけどね。彼女は5歳から脚本を書いていて、しかも長編。ドラマ『誘拐の日』(テレビ朝日)で共演したよしみで台本を読ませてもらったとき、本当に驚愕しました。面白さはもちろん、内容がすごくて。少しだけお話しすると「現代人が利他の心を忘れているせいで、太陽フレアがおかしくなっている。だから利他の心を取り戻すべきだ」といった感じで、ウルトラマンのオリジナルの物語にすごく似てるんです。

◆僕ら大人が「導く」なんて、あまりにおこがましい

──すごい内容ですね……。

斎藤:「人間が人間のために作っているものとか、電力や原子力のせいで他の生態系がおかしくなっている。だから人間さえいなくなれば」といった視点をすでに持っている。そもそも「利他の心」ですからね(笑)。彼女がこれを書いたのは、確か6歳とか7歳ぐらいで、自分の幼少期と比べるとバグっちゃいますよ(苦笑)。

 そういう「ハイブリッドな次世代」に対して、僕ら大人が「導く」なんていうのはあまりにおこがましい。だから「9歳なのに」というのではなく、この子の純度の高い思いを壊さずに、どう世の中へ届けられるか。そのための「風よけ」になることが、今の自分ができる役割だと思っています。彼女を見ていると、ジェネレーションギャップというより、いつも希望をもらっています。

配信元: 日刊SPA!

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